米国で20日に開かれた「Where2.0」という会議で、Alasdair Allan氏とPete Warden氏という2名のセキュリティ研究者が登場し、「
iPhone / iPadといった iOS 4で動作する端末には、位置情報を定期的に記録するシステムが存在し、端末内の隠しファイルに位置情報を保存し続けている。」と発表した。
これは iOS 4 がリリースされた6月22日から常に記録しており端末内への保存はもちろんの事、データをバックアップした Macや PC側にもコピーされている。
保存先の隠しファイルは「
consolidated.db」というファイルで、彼らが開発した「
iPhoneTracker」というアプリケーションを使えば、今までの過去一年程の期間に移動した経路や座標が週単位のタイムスタンプ付きで見ることができる。
「
iPhoneTracker」のダウンロードはこちら▼
http://petewarden.github.com/iPhoneTracker/実際のデータベースでは秒単位のタイムスタンプと座標が保存されているが、このツールでは敢えて週単位でのみ、おおまかな範囲で示すようになっているそうです。GPS ほどの正確性はないものの位置や移動経路については簡単に知る事ができるでしょう。
位置情報が記録されるタイミングは、基地局間の切り替りや端末の使用が確認された時ではないかと両氏はみている。
一番の問題は長期間にわたり説明も無く保存し続けたのはもちろん、今回明らかにされた隠しファイルは暗号化されていないため、アクセスできた人間ならば誰でも行動履歴を閲覧できてしまうことだ。
対策としては
iTunesの同期オプションで「バックアップを暗号化する」にチェックを入れれば簡単に見る事はできなくなる。保存を止める訳ではないようだが。
今後、何か便利なソフトを製作するのに利用される技術だとしても、勝手に隠しファイルへ保存し続けられるというのはあまり気持ちの良いものではありません。
この件について両氏がアップルの問い合わせたところ、未だ回答は得られていないとした。
ソース:
Engadget /
radar /
gigaom
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