アメリカのファストフード大手・マクドナルドとスターバックスが、ロシア国内のすべての店舗での営業を一時停止すると発表した。

マクドナルドは8日、ロシアによる侵攻が続く中、「ウクライナで繰り広げられている、不必要な人的被害を無視できない」として、ロシア国内にある850の店舗すべてを一時閉鎖すると発表した。

マクドナルドは、1990年にモスクワに1号店を出店し、店舗の前に長蛇の列ができるなど、ソ連時代の末期から営業を続けてきた。

また、コーヒーチェーン・スターバックスも、全130店舗での営業を一時停止する。

世界の企業の間では、ウクライナへの侵攻を受けて、ロシア国内から事業の撤退や一時停止が相次いでいて、飲料大手・コカ・コーラも、ロシアでの事業を一時停止することにしている。