この男性は2016年、離婚をきっかけにミシガン州の実家に戻り、家賃を払うかわりに家事をして暮らしていたそうです。
しかし10カ月後には追い出されてインディアナ州に引っ越し、その際に実家から私物を入れて送ってもらった箱がいくつか紛失していることに気が付いたとのこと。
男性が両親にその旨を伝えると、ダンボール14箱分にもなる膨大な数の変態コレクションは廃棄処分したと伝えられました。

男性はこれに大激怒し弁護士のもとへと駆け込んだそうです。
そして両親を相手取って訴訟を起こしたとのこと。訴状によると、捨てられたコレクションには28000ドル（約313万円）以上の価値があり、買い戻すには40000ドル（約447万円）はかかると主張。さらに損害賠償を上乗せして87000ドル（約974万円）の支払いを求めているそうです。

訴状にはその大切なコレクションの内訳も記載されており、400本を超えるVHSテープ、1600枚以上のDVD、160枚以上のCD-ROM、さらに70個超のグッズが含まれているとのこと。

男性はメールで「もし、父さんと母さんがが僕の持ち物に問題があると考えたのなら、その時に直接言うべきだった。そうすれば目の届かないところに隔離したはずだ。でも、あなたたちは黙って悪意のある行動に出た」と抗議。
これに対して父親は「信じてくれないかもしれないが、私がお前のコレクションを捨てたのは、お前自身の精神上の健康のためだった。いつか、理解してくれることを願っている」と返信したという。