林
漢文はこの『ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習』と、
『早覚え速答法』ですね。
この二冊が、第一段階です。
林
じゃ、それぞれどんな参考書でどんな感じなんでしょうか?
中森
まず、これ二つとも、二段階に分割して使うんですね。
というのは、一番最初にやるのは
『ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習』の方の、
一番と二番だけやるんですよ全部で十個あるんですけど。
林
『ステップアップノート10 漢文句形ドリルと演習』の、一番と二番。
『ステップアップノート10』っていうタイトルの
「10」っていうのは…、
中森
10段階。
林
10段階の10って意味なの?
中森
10テーマってことです。
林
これはつまり、10シリーズ『ステップアップノート』がある、
というわけではないんだ。
中森
うん。
林
これ、10項目に分かれてる10なんだ。
中森
古文の場合『30』っていうのがある。
林
へぇー。
中森
あれは30テーマですね。
林
なるほどね。
じゃ、漢文の基礎と再読文字の部分をやるんだ。
中森
そう。だから、レ点とか返り点のところは、
さすがに知らなきゃまずいってのもあるし、
再読文字も、要は同時に使う『早覚え速答法』ってやつで、
あんまり再読文字は扱ってなくて、
句法からいきなり入っちゃう感じなんですね。
林
さすがに、漢文のレ点とかは、
学校でやってわかってるでしょって人もいるかもしれないけれども、
武田塾はそこからカバーしてやるということでございますね、はい。
じゃこれをやると。
中森
先に再読文字とかを習っといて…
林
あとに『早覚え速答法』…
中森
同時並行。
『早覚え速答法』の漢字の部分だけをまず同時にやります。
林
漢字(本をめくって)はいはい、この部分。
中森
そうそう。
林
「言えども」とか「預かる」とか。
“これだけ漢字91”ね。
まあ、つまりこれは、英語で言う単語だよね?
中森
まあ、意味合い的には古文単語とかのほうが近いけどね。
現代語と意味が違う単語ですね。
林
で、それが91個なんだよね、漢文は。
ヤバいよね?
91個覚えたら『ターゲット1900』覚えたようなもんになるわけでしょ?
『ゴロ565』覚えたもんになるわけになるでしょ? ヤバいよね?
それで漢文がムズイって言ってる奴はね
「何考えてるんだ」という風に思うんですけれども。
私自身も受験生のときに、漢文はマジムズいと思ってました。
で、某予備校のスナックルームっていうところで
「漢文マジ簡単だから」とか言ってる奴がいて、
あんなムズい教科を何言ってるんだと。
ただ、1日『早覚え速答法』やったら人生変わりました。
本当に量が少ないので、ぜひみんなやってほしいと思いますね。
中森
うん。
林
まずこの91個と『ステップアップノート』を漢文の基礎を覚えると。
中森
それを1週間とか3日くらいでやってもらって、
それ終わったら『早覚え』の句法の方に入るわけなんですね。
林
なるほど、で『早覚え』の句法ですね?
中森
これはすごいですよね。
全部のテーマがちゃんと10個でまとまってて、
これさえ覚えりゃ、大抵これだけで本当に出てくるからね。
林
10の「いがよみ公式」ってやつですね?
(注:いがよみ…漢字以外の読みのこと)
中森
そうそう。
林
つまり、『ネクステージ』は750問ぐらいですけれども、
漢文界の文法は10テーマってことですか?
中森
まあ、ただそれは、仮定法とかっていうようなものなんだけど、10個。
林
だけど、1テーマが何個覚えることある?
中森
まあせいぜい10問から20問ぐらいかな?
林
そんなないよね?
中森
まあ、あって200題とか…
林
いや、そんなある?
中森
テーマではないけど、問題数ではそのぐらいあるかな?って。
つづく
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