中森
まあね、受かってほしいわけですよ。
僕らだって君らの成績が悪いことを喜んだりはしないし、
正直いやですよ、宿題終わってないのを読み上げるの。
みんな良くやったねって言いたいよ、
宿題ちゃんとこなしてきてもらってさ。
結局僕らは支える立場ではあっても、
直接やる立場ではないから、
君らが頑張らない限りさ、僕らが100頑張ったって、
君らが0だったら掛け算だからね、ここは。
僕らが100頑張ったら君らが受かるなら僕らはいくらでも頑張るけど、
君ら自身が頑張らなかったら
いくら頑張ったって、正直、僕らの努力なんてムダなんですよ。
受かりたいならやんなきゃいけないし、
やってなかったら受かりたいとは思われないよ…（沈黙）
林
やっぱりね、みんなの合格のために、武田塾はね、
こうやって毎週生放送してる。
この生放送も結構大変なのね。
動画が上がってないってよく言われるけれども、
大の大人が何人もかかわってます。
機材をそろえるのも大変です。
そして、その分だけ実は塾生に
「ごめんね、4階いま使えないんだ」と。
3階に
「全国の受験生のためにいま生放送してるから、
3階にみんな行ってね」
って、ちょっと狭い思いをしてもらったりしてるわけ。
そして、参考書を研究するのも大変だし、
みんなにメールを送るのも大変だし、
みんなに少しでも受かってほしくて、
自分が苦しんだことをみんなに繰り返してほしくなくてね。
だって、受かりたいって思ってるのに、
頑張っても受からないような環境しかないわけよ、いま世の中ってね。
なんとなく予備校に行っちゃう、
なんとなく高校の先生の言うとおりにやっちゃうと、
まず受からないわけ。
だからね、そんなみんなが夢を持ってるのに、
それが叶わないのは悲しいわけよ。
自分がそういう思いをしたから、
みんなに繰り返してほしくないと思って、
本当にね、頑張ってる。
林
こう言うと、恩着せがましく聞こえるかもしれないけど、
みんなに受かってほしいから、できることすべてやってる。
だけど、ソムリエが言ってるように掛け算なんだな。
みんなが頑張らなきゃどうしようもない。
だから、自分たちがいくら頑張ったって、みんなが受からないわけ。
だけど、少しでもそれがみんなが受かりやすくなるように、頑張ってる。
それは自分たちのしたいことだ！
それで、生きていきたいわけよ、自分達はね。
みんなの力になれることによって、
それが人生でやりたいことなの、自分たちの。
だから、みんなも、もし、それは思ってくれたら、
やってくれたら嬉しいなということ。
自分たちは最悪、
このやってることがムダになるって可能性があると思ってる。
みんながやってこなかったらそうなるからね。
だけど、それでもみんなを信じて、可能性を信じてやろうと思ってるのね。
それでも構わないと思ってるんだけど、
やってくれたほうが嬉しいからね。
俺達はそれに人生かけようと思ってるのよ。
これが、自分達やりたいことなの。
だから、人生かけてやってるんですよね、ソムリエ。
中森
そうですね。
つづく
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