ブシくんの講習講座の数

先日、ブシ君がブログにコメントを残してくれました。
内容は以下のようなものでした。


代ゼミも冬季講習に入りましたが 周りに聞いてみると10講座以上取っている人がほとんどでした。
自分は２講座ですが２講座でも完璧にするとなるとなかなかキツいものです…


このコメントを見て、みなさんはどうおもうでしょうか。

１つの授業をとるということは、新しく参考書を増やすことと同じことです。
もしみなさんが今までやってきた参考書、問題集が完璧であれば新しいものを増やすことは問題ないでしょう。

しかし、みなさん単語はしっかりと完璧になっているでしょうか？
熟語もなにかしらで網羅して覚えたでしょうか？
さらに、一度は完璧にしてもいまははっきり言えるかわからないなんてことはないでしょうか。

昨日のIくんのコメントから考えても、一冊を完璧にすることは非常に難しいことです。

一冊だって完璧にするのは難しいことなのです。

武田塾で「一冊を完璧にすることの難しさ」を知っているブシくんだからこそ２講座しかとらなかったのです。

さらに、うちの塾の生徒には「完璧にするように」と指示し、個別指導でやり方を教え、徹底的に宿題や達成度を個別テストで管理しても難しいのです。簡単には一冊なんか完璧にならないのです。


予備校の授業はどうでしょうか。
テキストに解答解説もない。
授業も限られた時間。わからない部分の質問もできないかもしれない。
一方的に授業をされて、あとは自分で復習するしかないのです。そこまでは管理してもらえないのです。自己責任になるのです。

自己責任だから仕方ないと思うかもしれません。
しかし自分でできる生徒なら参考書がすでに完璧に仕上がっているはずです。
自分で自ら進み、きちんと自分の意志で復習できる生徒というのは勝手に独学して偏差値が上がっているはずなのです。

でも、それができないから塾、予備校に行くんですよね。
自分だけでできない生徒が予備校にみんな行くんです。

しかし、予備校で伸びるのは自分でしっかりと出来る生徒だけなのです。
もとからできる生徒だけなのです。

授業を受けて、まじめに復習できる生徒ならもう偏差値上がっているはずですし、高校の授業もしっかり聞いて学校でも上位の生徒だと思います。そういう生徒なら予備校に行けばいいと思います。

勉強のやり方がわからない。
どうしたらいいのかわからない。

そんな生徒は予備校に行っても状況は変わりません。
たくさん授業をとったところで偏差値は変わりません。

高校３年間でめちゃくちゃ長い時間授業を受けてきたと思います。それでも偏差値が伸びていないなら、予備校で授業を受けても偏差値は伸びないでしょう。

授業を受け、自分で身につけるというスタイルは高校も予備校も同じです。

違うのは武田塾だけです。

もしくは自分の意志でしっかりと独学をするしかありません。

講習講座、とりすぎてしまったと思う人はキャンセルするか、でないようにしてください。

そうしないと直前期の大事な時間を浪費することになりますよ。

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武田