【過去の記事】予備校の効果的活用法２　追いつき、追い抜いてこそ意味がある　その１

予備校の授業を効果的に活用するには、予備校のカリキュラムに追いつき、追い越すことが重要だと私は考えています。自分のレベルが低い場合、予備校のカリキュラムは大逆転が可能なカリキュラムにはなっていません。通年で平均して偏差値５、どんなに多くても10程度しか伸びないカリキュラムになっています。入学時の偏差値が55の生徒はＭＡＲＣＨに受かる可能性があり、入学時の偏差値が60の人は早慶に合格する可能性はあります。しかし、50以下の生徒がＭＡＲＣＨや早慶に合格するカリキュラムは基本的に予備校には存在しません。そのため、自力で偏差値を上げ、カリキュラムに追いつくことが重要になってきます。一刻も早く、自分の偏差値を55〜60、もしくはそれ以上にもっていくのです。その段階に到達するまでは授業の意味は余りありません。入学時に偏差値40台で意味のある授業なんか受けていたら、年明けに合格する大学は45〜50のところでしょう。さらにみなさんの多くは自分のレベル以上のクラスに入れられている可能性が高いです。そのため、授業開始時に丁度レベルが合っていることはあまりないのです。ほとんどの場合、自分のレベルよりも難しい授業が展開されるはずです。授業が自分のレベルに合っていればいいのですが、合っていなかった場合、一刻もそのテキストの内容に追いつくべきです。そのレベルまでに何冊の参考書が足りないのかは、このブログを読めばわかります。自分でレベルにあった参考書を発見し、一刻も早く追いついてください。そうでないと、予備校の敷いたレールに乗り遅れることになります。予備校は集団授業ですから、ひとりひとりにあったレールは敷いてくれません。予備校のレールに必死にしがみついていかないといけないのです。次回、さらに詳しく書いていきます。

武田

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