【過去の記事】こんな授業は無駄だ！５　解答・解説目当ての授業

「授業は微妙だけど、テキストに載っている英語の長文の訳がもらえるから出ているんだ」なんていう生徒がいます。正直、信じられないです。本当に予備校っていうのは非効率的な勉強をさせるなって思います。予備校のテキストは解答や解説が意図的に書かれていないことがよくあります。その理由は「授業を成立させるため」です。解答や解説が充実していれば、先生は話すことがなくなります。黒板に書くことがなくなります。授業を聞かない人が増えます。テキストだけをコピーさせてもらう生徒が増えます。そのため、意図的にテキストの情報量が抑えられています。そのため、生徒は先生が口頭で言う解答や全訳を目当てに授業に出席せざるを得なくなるのです。こんなの、本当に無駄な時間を割かれているのみなさんはわかるでしょうか。自分で参考書を作るような作業です。ちょっとプリントを１枚もらえれば終わる話なのに、自分でそれを書かなければいけないのです。日本語をどんなに書いたって勉強になりません。参考書ならもうひとりでできるように解説や訳・解答などは充実しています。解答・解説目当ての授業は非効率的です。必ずしもその授業に掲載されている問題をやらなければ落ちるということではありません。似たような内容の参考書は必ずあるはずです。もとから書かれているほうが早いと判断した場合、さっさとそんな授業切ってしまいましょう。

武田

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