?制限時間内で全力で解く。
・どこから手をつけたほうが得点率が高いかをこだわる。簡単な設問から取り掛かるべき。難しい部分は時間をかけても正解しないかもしれないけど、簡単な部分は時間をかけただけきちんと点数になるんだから、簡単なものからとるべき。

⇒Q.残り時間わずかで、記述問題と記号問題が残った。得点配分は同じ。難易度も同じ。さあ、どっちを解く?

A.記述問題を解くべき。理由は、記述問題を空白にして、記号問題しか終わらなかったら、点数が記述のほうは入らない。しかし、記述を書いて、記号を5秒で選んだら点数が入る。そういう視点を持とう!つまり、どう時間配分をすればもっとも正解を多く解答できるかをこだわる。検証する。こういう視点を持って過去問に挑むべき。


?制限時間内で終わらなかった場合、時間を延長して解く。

・緊張感は同じで、10〜30分延長しよう。得点には含めないこと。制限時間内で答えた回答とは別に書き記すこと。

・これをする意図は、どの設問の正解率が高いかを検証し、どこの設問から手をつけるべきかを知るため。解かなければわからないからね。


?解いた直後に、わからなかった文章、単語、表現、部分(パラグラフ)、自信のなかった設問などに印をつける。

・重点的に復習する部分を明確にするためです。解いた直後じゃないとわからない。あと、自信を持って正解した問題にあまり解説を読むことなどに時間をかけたくないからね。


?解答解説を読み、○×つけをする。


?間違えた部分を中心に、理解する。

長文・会話問題の場合

・ある程度内容を理解しているときはいきなり解答解説を読むことでもいいが、あまり本文を理解していないうちに解説を読むと処理能力を超えて意味わからなくなることが多い。(本文が理解できていないのに、その設問の解説を理解するのは二重に難しいから。)そのため、本文がある程度理解できたなら、いきなり解説から読み、本文がわからなかった場合は、全訳を読んだり、わからない部分を読めるようにして、本文をある程度理解した状態(通読して内容がわかる程度)までしてから解説を読もう。

・設問が問う問題の意図、プロセスを感じよう。同じ問題、同じ文章は出ません。しかし、解答を導き出すプロセスは同じことが大いにありえます。どうして間違えたのか、どうやれば答が出せたのか、作成者はどういうことを聞いてきたのか、なにで間違えさせようとしてきたのかを考えよう。間違えた問題は必ず解き直し、解答のプロセスを再現しよう。同じ問題で解きなおして、答をだせなければ、新しい問題で高得点が叩きだせる見込みはありません。

・長文の参考書の復習をするときと同じように、わからなかった「文」「単語」「イディオム」「パラグラフ」「背景知識・一般的な語句」のそれぞれのレベルで全問正解にしよう。わからなかった部分には印をつけて、必ず○×に持ち込めるようにしましょう。そして復習を欠かせないようにしましょう。チェックしたら、本文をはじめから通読して、大意がつかめるかやってみましょう。このときに英語の処理能力が上がり、成績が一番伸びます。(本分がわからなかった場合、このプロセスを終えてから解説を読みましょう)

文法問題の場合

自信のない部分と×だった部分の解説を読み、知らなかった知識を吸収する。解きっぱなしにならないように、その日のうちに1回できるようにして、また日を改めて文法の設問を解くか、別紙に知識部分だけでもまとめておくべき。(文法の暗記事項はまとめられるが、設問を写さないといけなくなることもあるかもしれないので、日をあけて間違えた問題だけを解くほうがいいかも。)


?内容を全て、自分のものにするために再構築、記憶をしよう。

・?で書いたけど、一度解けるようにしよう。○×に持ち込んで、学習すべき事項をしっかりと絞ろう。ただ漫然と見つめたりしないこと。(見るだけで覚えられる人はそれだけでOKです!)


?設問の意図、解けなかった部分、自分の得意不得意を考えて、もっとも効率的な戦略を考える。

・弱点分野を見つけて、そこを埋める!
単語が足りない、構文力がない、会話表現を知らない、時間が足りない、文法が弱い、英作文がヤバイなど。自分が最も得点を失う原因を考えて、その部分の参考書を増やすことや、復習すること、授業で習うなどしてそういった部分を潰す。

・正解率の高い設問、低い設問、これから解けるようになりそうな設問、かわらなそうな設問を考えて、もっとも効率的な設問の解く順番を考える。
なんとなく解けたとしても、それはそれで才能のうちだったりしますので、正解率の高い設問から解くようにしてください。難しいものは、残り時間でがっつり解くのが重要。でも、そこの得点配分があまりにも高ければ要検討。判断基準は「どこに時間をかけることが一番点数が高くなるのか?」ということ。
同じ設問の中でも、「並び替え問題が以上に時間がかかって、しかもいつも間違える」ということであればその設問を飛ばすべき。大問、小問ごとにもっともいい時間配分を考えよう。
今後伸びそうな分野を見つけたら、そこの対策の優先順位をあげよう。

・ゆっくりやれば解けたのか?ゆっくりやっても解けなかったのかを検証せよ!!
これは最重要項目かもしれない。武田塾では「志望校の出題レベルまでの武器を揃えて、演習に入る」と書いているが、それができていない場合があるため書く。つまり、ゆっくり解いても解けない、解説を見ても「あー!こうやるのか!」と思えない場合、明らかに参考書なりテキストなりの知識が足りていないということがある。もちろん全ての問題で自分のレベルにあっていなければならないというわけではないが、解説を見て理解できなかったり、今まで学んだレベルのものでなければ、まだ揃える武器があるということであるから、演習しても意味が無いということになる。過去問はアウトプットの練習にもかかわらず、インプットされていないという状態である。頭に入っている知識が十分揃っていても、入試の設問どおり取り出せるかはわからない。しかし、頭に入っている知識が足りないのであれば、100%でてくるわけはないのである。そういうレベルではないかということは必ず考えてほしい。


?これを次の年に生かす。他の大学にいかす。志望校の決定にいかす。

・出題傾向・設問の種類は同じ大学学部で同じものが続いている可能性があります。そのため、解いた年で培った反省を他の年度にいかして、高得点をとれるようにしましょう。

・こうやって解いていると、「自分は英作文はどうやってもできないようだ」「下線部和訳は完璧だけど、内容一致はどうしても間違えるみたいだ」「自分には多義語が足りない!」などと得意不得意がわかってきたりします。もちろん、第一志望にあわせてこの得意不得意を調整していくわけですが、その得意不得意から志望校の決定もできるわけです。「早慶いければどこでもいい!」という生徒なら、得意な問題しか出ない学部を受験すればいいのです。


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