えーとね、久しぶりにひどい内容の本に出会った!
桜子さんの「クソ作家大賞2016」にいきなり優勝候補がノミネートですよ!!
って事で話題の本はこちら↓
梶尾 真治
PHP研究所
2015-10-08
単純に「猫の惑星」というタイトルにひかれて手に取ったんです。
作者は「梶尾真治」さんだそうで。
一ミリたりとも知らない作者ですが、プロフを読んだら「黄泉かえり」を書いた人みたいです。
うん。知らんかった。映画は知ってるけど原作があるってこと自体知らなかった。
で、どんな内容かといいますと・・・
主人公の少年イクオは「シテン」というところで生活をしています。
そこでは超能力を持った子供が集められ、「パパ」と「ママ」から超能力を磨く訓練を受けてます。
超能力がコントロールできるのようになると「用事」を言い付かり、町に出てターゲットを殺す仕事をしてきます。
超能力は二次成長を迎えると消滅します。
(この時点でもうイヤンなかおりプンプン)
ある日、シテンをうろつく猫から
「超能力を失った子供は殺されている!!逃げるんだ!」
とそそのかされてイクオはシテンから猫と共に逃げ出します
脱走したイクヲを抹殺するために抹殺ロボが登場します。
抹殺ロボは直前にメンテナンス担当者を殺してます(なんでやねん)
しかし、超能力であっさりとロボを倒したイクオ&猫に父親を殺された少女と行商のじいさんが加わり街を目指すことに。
しかし一行の前にシテンからの最終兵器が姿を現すのであった!
そしてなんと最終兵器の正体は少女の兄の変わり果てた姿だった!!ジャジャーーン!!!
最終兵器の無差別攻撃で街はめちゃくちゃに!
そしてなぜかさしはさまれる行商のじいさんの純愛ストーリー!!
ばあさま「私のために危険な目にあわないで〜」
じいさま「俺のために生きてくれぇ〜〜!!」
手に手を取り合ってよちよち逃げるじい&ばあ
かつてないくらい盛り上がらずどうでもいい恋愛パートきたぁーーー!!
このシーン丸ごとなくても支障ないわ。
最終兵器は少女に母の面影を見て突然沈静化。
しかし、取り囲む警官隊はイクオや少女ごと最終兵器を殺すことを決意。
(なんてこった!)
絶体絶命のその瞬間!!
空から謎の円盤が現れ無差別攻撃開始!!
死に絶える警官隊。さらに破壊される街。
(おぉぉぉぉい!!ええ加減にせい!!!)
イクオサイドに寝返った最終兵器が円盤に応戦するも形成は不利!
すると突然街中の猫達からオーラが立ち上り、それは巨大な猫となり円盤を攻撃!
(も、もうどうでもええわ・・・)
猫、火を噴いてました・・・
するとそこにシテンのパパ(すでに死亡)の記憶メモリーが現れ、その助言で最終兵器とイクオが力を合わせ円盤を撃破。
ばんざーい。
そしてパパは語る。
かつて人類の済む地球にもあの円盤が現れ、人類は滅亡の危機に瀕した。
宇宙に逃れた人類は今の星に定着した。
来る円盤の来襲に備えるために超能力を持った子供を育成していた。
子供達が殺していたのは円盤のスパイだった。
超能力が無くなった子供は大半が死んでしまう。
しかし、例外が二人だけいる!
それは最終兵器とイクオだ!
さぁ!二人とも!未来へ進むんだ!!
完。
時間返せ( ´,_ゝ`)
ちっきしょーーーー!!!
しかし、一番驚いたのは、アマゾンのレビューが満点しかついてないんですけど・・・
二人だけど・・・
えっ?どういうこと?
近親者とかが自作自演!?ε(゚ロ゚;)エェッ!?
だ、だれか、私が間違っていない事を照明してくださ・・・い・・・