B級スポットというワケではありませんが、風景の一部というにはどうにも咀嚼し辛い素敵な建築物があります。 それが給水塔。 気にかけて街を歩くとちょっと楽しいです。

京成線「京成西船」駅を降りて北上すると、中山競馬場の手前で東に見えてくるのがこちらの船橋高架水槽です。高架水槽と聞くとマンションの屋上などに乗っかっているような、ミニサイズのタンクを想像しちゃうんですが、同じ千葉の坂月高架水槽よろしくミニサイズなんて巨大です。

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遠くからでもこの通り。存在感が出過ぎちゃってますね。手前の団地が確か5階建てだったと思うんですが、頭ひとつ飛び出ています。
 
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古くから存在する給水塔サイトを見ると、船橋高架水槽の周囲はひらけている写真が多いようなのですが、近年は宅地化が進んでいるんでしょうか。周囲は新興住宅地の様でした。

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なんとなーく僕が「神殿型」と、提唱している名古屋市中村区の稲葉地給水塔と同じようなフォルムです。稲葉地給水塔はフォルムは、当初設計したものが建設時に変更になってしまった、という偶然の産物と職員の方に伺っていましたが、こちらはどういう経緯でこのような形になったのでしょうか。

 
【高架水槽@船橋高架水槽】
千葉県船橋市印内3丁目

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