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File32 多摩川住宅の給水塔 [ 東京 ]

B級スポットというワケではありませんが、風景の一部というにはどうにも咀嚼し辛い素敵な建築物があります。 それが給水塔。 気にかけて街を歩くとちょっと楽しいです。
 
京王線「国領」駅から地図上を垂直に南下すると、多摩川にぶつかる手前で見つけることが出来るのが多摩川住宅という巨大団地、その多摩川住宅に建つ給水塔を見たくてブラブラしてきました。

自宅から自転車で訪れることの出来る距離とあって、どんなフォルムの給水塔かなぁ・・・、といつもと変わらない気持ちで多摩川住宅に足を踏み入れたのですが、僕はここ多摩川住宅で、自身の”団地における給水塔感”みたいなものを覆されることになりました。オオゴトだ。

そもそも給水塔は、その立地で大きく2分することが出来るだろうと考えていまして、ひとつは浄水施設などに隣接する給水塔、でもうひとつは団地に併設している給水塔です。大概の場合、前者は大型で後者は小型の給水塔ということがほとんどです。

そして、給水塔は1スポットにつき1塔というのが常です。ブログにアップしたものや、それ以外も含め40以上の給水塔を見てきましたが、この傾向は共通していまして、これはもう「そういうものなんだろうなぁ」と思っていました。

ところがココ多摩川住宅の給水塔においては、不文律とも思われた「団地の給水塔は小型&給水塔は1スポットにつき1塔」というルールが、まるで無いもののようでした。

多摩川住宅には、なんと給水塔が全部で5本も建っていたのです。しかも結構なサイズのものが。これは驚きです。なんていうか、フィーバーしている感じです。フィーバー団地です。フィバ地ですね。
 
そんなフィバ地がこちらです。

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 大型の団地には、たいていありますね案内板。律儀に「給水塔」の文字が。

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見えてくる多摩川住宅の給水塔。5階建ての団地に対してこの高さですら、大きい部類に入るでしょう。
 
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広場から見た給水塔。ランドマーク感ありますね。

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真ん中の部分にクビレがあるタイプの給水塔、まるで杵みたいな形です。と、ここで奥にも何やら建っているものがチラチラ見えてきます。おお!2本もあるじゃないか!という衝撃(結局、計5本ありました。)
 
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僕が給水塔に贈る最大の賛辞「なんかウルトラQっぽい」という言葉がピッタリと思える1枚。窓のある給水塔って、上空から覗かれているようでちょっと怖い雰囲気もあります。「早く帰らないと、あの塔から鬼が降りてきて、悪い子をさらっちゃうんだよ!」とか言われてしつけられても8才くらいまでなら信じそうな迫力があります。
 
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箱庭みたいな構図の写真を撮ることが出来たので、ミニュチュア風に加工してみました。

File31 船橋高架水槽 [ 千葉 ]

B級スポットというワケではありませんが、風景の一部というにはどうにも咀嚼し辛い素敵な建築物があります。 それが給水塔。 気にかけて街を歩くとちょっと楽しいです。

京成線「京成西船」駅を降りて北上すると、中山競馬場の手前で東に見えてくるのがこちらの船橋高架水槽です。高架水槽と聞くとマンションの屋上などに乗っかっているような、ミニサイズのタンクを想像しちゃうんですが、同じ千葉の坂月高架水槽よろしくミニサイズなんて巨大です。

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遠くからでもこの通り。存在感が出過ぎちゃってますね。手前の団地が確か5階建てだったと思うんですが、頭ひとつ飛び出ています。
 
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古くから存在する給水塔サイトを見ると、船橋高架水槽の周囲はひらけている写真が多いようなのですが、近年は宅地化が進んでいるんでしょうか。周囲は新興住宅地の様でした。

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なんとなーく僕が「神殿型」と、提唱している名古屋市中村区の稲葉地給水塔と同じようなフォルムです。稲葉地給水塔はフォルムは、当初設計したものが建設時に変更になってしまった、という偶然の産物と職員の方に伺っていましたが、こちらはどういう経緯でこのような形になったのでしょうか。

 
【高架水槽@船橋高架水槽】
千葉県船橋市印内3丁目

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File30 大阪府営矢田部住宅の給水塔 [ 大阪 ]

B級スポットというワケではありませんが、風景の一部というにはどうにも咀嚼し辛い素敵な建築物があります。 それが給水塔。 気にかけて街を歩くとちょっと楽しいです。

日本給水党(団地給水塔鑑賞ブログ)を参考に、見てきた喜連団地の給水塔ともう一本はこちら矢田部住宅の給水塔です。

喜連団地の給水塔からほど近いことろ、(といっても歩いたら20分くらいかかりましたが)近鉄南大阪線という路線の「矢田」駅から西側に立ち並ぶ府営矢田部住宅に鎮座しています。

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こちらは県道を跨いでのカット。こういう違和感のある写真、間違い探しみたいな画が個人的にけっこう好きです。そもそも大阪にあって讃岐うどんという店舗が見切れているところも味わい深いですが、エネオスの看板以上に存在感のある給水塔、こちらも味があります。

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団地に足を踏み入れると、すぐさま激しくアピールしてくる給水塔。団地が4階建てなので、だいぶ高さがありますね。

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給水塔のボディにはえんじ色のラインが入っています。タテに、もう、シュン!!って具合に延びるライン、麓の方でRを描いてたり、完全にデザイン入ってますね、これ。テクノのジャケットにこんなようなデザインが多いような気がしますが、これも気のせいですかね。WIREのロゴがこんな感じであしらわれた年があったような気もします。暴言です。


逆光。おしい。
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給水塔に近づいてみますと、喜連団地の給水塔と同じく、ちょっとした建物がありこちらもテクノな感じに!おお、すごい。大阪の給水塔は周辺とのトータルデザインが施されていますね。


おまけ。
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なんか居た。「オイラも塔を眺めたいよー」

【給水塔@大阪府営矢田部住宅】
大阪府大阪市東住吉区公園南矢田

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