1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:05:10.619 ID:YOq98hVT0.net
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった
夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。


この文章のなにが凄いの……?
転載元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1431356710/
ワイ将大学一回生の本棚wwwwww
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4861467.html
雪国


5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:06:14.224 ID:MCALFB+V0.net
勝手に価値を付けたい人たちが素晴らしいとか言ってるだけ



9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:07:23.352 ID:YOq98hVT0.net
ちなみに>>1の文章は川端康成の雪国って小説ね



11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:07:49.451 ID:B8ijxDH90.net
>>9
だれでもわかってるであろう補足にワロタ



26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:11:41.806 ID:9u///V770.net
103 名前:美香(東京都)[じょうだんだもっ♪sage] 投稿日:2008/09/15(月) 10:23:38.24 ID:4M2IYIFz0
∋*ノノノ ヽ*∈ 
川´・ω・`川 多分ここの低能どもは、川端康成の書いたものでも
          同じように的外れな煽りするんだろうね(w

294 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(長屋) mail:sage  2008/09/15(月) 11:28:56.01 ID:P7tCms620
嘘のように多い星は、見上げていると虚しい速さで落ちつつあると思われるほど、あざやかに浮き出ていた。星の群が目へ近づいて来るにつれて、空はいよいよ遠く夜の色を深めた。

どうでしょ

302 美香(東京都) mail:じょうだんだもっ♪sage  2008/09/15(月) 11:32:02.40 ID:4M2IYIFz0
>>294
∋*ノノノ ヽ*∈
 川´・ω・`川 嘘のように、というのが陳腐。
          虚しい速度って何。
           星の群が目へ近づいてくる~も意味不明。

304 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(長屋) mail:sage  2008/09/15(月) 11:33:31.77 ID:P7tCms620
>>302
川端康成 (雪国より抜粋)


>>9でこれ思い出した 



10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:07:26.608 ID:dHhgwRC40.net
教科書作る奴が上げまくってるだけだろ
雪国は普通に名作



13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:08:07.339 ID:dHhgwRC40.net
最初のシーンで窓ガラスに女の人たちが映るシーン詳細は覚えてないけどすごく描写力あって驚いた覚えがあるわ



15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:08:32.626 ID:QvFQSMqG0.net
国境の長いトンネルを抜けると ←句が長くてトンネル感がでてる
雪国であった ←長い句の次に唐突に現れる雪国という言葉でトンネルを抜けて風景が広がった感がある
夜の底が白くなった ←なんかすごい
信号所に記者が止まった やばい



23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:11:19.650 ID:1jysQ+ud0.net
>>15
わろた



30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:12:49.363 ID:YOq98hVT0.net
>>15

>>句が長くてトンネル感がでてる
長い句の次に唐突に現れる雪国という言葉でトンネルを抜けて風景が広がった感がある


いやそんな感じ微塵もねえよ



17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:08:58.133 ID:gtzjn9/60.net
書き出しの一文で惹き付けられるのは凄いよな
我輩は猫であるとかメロスは激怒したとか
名作だと思わされてるからかもしれんが



21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:10:24.365 ID:sdeOxtvM0.net
情景が頭に浮かぶ時点ですごい



24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:11:36.423 ID:nxkuJgja0.net
難しい言葉で書かれた文章より鮮明に情景が浮かぶからじゃね?



31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:13:12.354 ID:wca4G+vf0.net
主語述語の関係になってない美しい文章だからだってどっかで聞いたことがある



33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:13:28.129 ID:ras8ftjG0.net
短い文のなかで語り手の視点の置かれている場所、空間移動、
情景の広がり、またそれに伴う情感まで表現されているのだから
史上最高かはともかく名文と言って差し支えない



34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:14:14.676 ID:PGhKl7pvK.net
やっぱ本物の作品は文頭をいつまでも覚えてるよ
意識して覚える気ないのに
村上だの東野だのなんて沢山読んだけど一個も文頭なんか思い出せないわ(笑)



39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:17:24.281 ID:QvF8uw+o0.net
>>1
英訳する時困るんだよな、これ



40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:17:39.172 ID:YOq98hVT0.net
権威があるから褒めてるだけじゃねぇの?

情感とか雰囲気とか凄い抽象的なことしか言ってないし



41: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:18:04.803 ID:mzrHt5oy.net
英語小説の書き方
人名は極力代名詞を用いる
発言は後で「said」などを用いて誰が喋ったか分かりやすくする
初めは物語の先のことを書くことが多い
パラフレーズして単語が重複しないようにする
etc

日本小説の書き方
起承転結と感覚



46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:20:33.538 ID:itEICnwb0.net
雪国の冒頭って小学生でも知ってるけど

「結局この指だけが、これから会いに行く女をなまなましく覚えている」

って一節を知ってる小学生はいない
知ってても子供には理解できない
そして教科書にも載せられない



47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:21:32.749 ID:ecwTGXJl0.net
これ英訳が名翻訳らしいな



48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:21:54.444 ID:Y1Ve5SzU0.net
雪国はつまらない
ストーリー気にせず日本語の美しさを鑑賞する為の作品だと思うよ

面白くて日本語表現も美しい金閣寺の方が好き



52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:23:36.697 ID:UjRZlVyIp.net
絵画を見て誰かが素晴らしいとかなんとか言ってるのは「まあ俺には分からない世界があるんだろうなぁ」って思うけど

普段触れてるはずの「文章」で自分に理解できない情感がどうとか情景を想起させるとか言ってるのを見るとなんか気味が悪い



53: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:25:25.671 ID:mzrHt5oy.net
そもそも「文章が凄い客観的な理由」というのを見たことがない
文学科なるものがありながらどうして文才の定義の一つも作れないのか



55: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:26:38.246 ID:itEICnwb0.net
>>53
だって文学研究って作家が住んでた家の家賃とか調べる学問だし



60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:28:36.271 ID:mzrHt5oy.net
>>55
凄いな
最早ストーカーじゃねえか



57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:27:01.951 ID:0U9rIbZD.net
汽車に乗っていて、トンネルの暗闇から一瞬で雪景色に切り替わって…
そういう情景を巧みに表現しているってことなんじゃないの



62: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:29:54.622 ID:Y1Ve5SzU0.net
単純な情景描写に夜の底が白くなったって文を挟んだのが凄い

それだけ



63: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:31:04.907 ID:YOq98hVT0.net
国境のトンネルを抜けて雪国に出る情景を一文で書きなさいって小学生100人に言ったら
一人くらい元ネタ知らずに同じようなの書いてきそうって思っちゃうんだけど

少なくとも最初の一行は絶対被りそう



67: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:33:32.769 ID:ras8ftjG0.net
>>63
その指示文だと奇跡的に言葉をこれほど削れる子がいたとしても
最後は「雪国に出た」と書いちゃいそう
それだと急に雪国に切り替わってその真っ只中にいる感じが出ない



68: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:34:16.455 ID:dHhgwRC40.net
>>63
絶対無理だぞ



73: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:35:52.624 ID:ybtcBcWy0.net
凄いというか当時にしては斬新であったのだろう
今ではあたりまえだけど「簡潔に美しく」っていう書方を早くから意識していたひと
それが最もわかりやすくあらわれているとされているのがこの一文というだけのこと



78: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:41:49.740 ID:R4kRRlXMx.net
これって代表作の書き出しという以上の評価あったんだ



79: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:42:39.158 ID:Dmd2C/k3d.net
マジレスすると文学史上最高の文章は「色は匂へど~」



84: 金田優子 2015/05/12(火) 00:51:44.932 ID:FCcXC27L0.net
ピカソみたいな美術と一緒だよね
「わからない」っていうと「低俗だなぁ」って言われる奴



85: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:54:03.808 ID:UjRZlVyIp.net
大衆小説だけど直木賞作品の「私の男」の

「私の男は盗んだ傘をゆっくり広げながら、こちらに歩いて来た」

の一文がベタ褒めされてた理由教えて



88: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:57:24.575 ID:YOq98hVT0.net
>>85
さっぱりわからんな

盗んだ傘とかゆっくり広げながらとかに情感とやらがあるのかねぇ



90: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:58:06.115 ID:cE4aRSRn0.net
>>85
その作品読んでないけどその文すげえな臨場感ある



101: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 01:02:51.352 ID:YOq98hVT0.net
>>90
情感の次は臨場感かよ

本当に「~感」が好きだな文系は
理解できない身としちゃ滑稽に映るよそれ



190: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 03:24:06.135 ID:Vx3w04Ah0.net
>>85
これだけで二人の関係と男がダメ男ってのが分かるじゃない
読んだことないから違ったら知らね



198: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 05:40:55.590 ID:ras8ftjG0.net
>>85とかわかりやすくいい文だと思うけどなぁ
「私の男」という特殊な表現にすでに語り手の男に対する執着なのか
独占欲なのか運命的結び付きの感覚なのか、詳細はこれから明らかになるんだろうけど
男への強い感情が予告され、「盗んだ傘」で男の悪が、またそれをゆっくり広げることで
男のふてぶてしく豪胆な性格、あるいは悪を悪と思わない無垢さが
(そして語り手のそれに対するかすかな感嘆が)示され、最後に「こちらに歩いて来た」で
少しの緊迫感とこれから何が起こるんだろうという期待感を煽る
それぞれの言葉から受ける印象が読者によって違うだろうけど
いろいろ想起させて(これから補強されるにせよ覆されるにせよ)
軸になるイメージをバチっと与えてくれる一文だと思う



89: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:57:53.913 ID:3wUENuuY0.net
結局読みは「くにざかい」と「こっきょう」どっちなんだよ
まさかどっちか分からず最高と言われてるわけないよな?



93: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 00:58:37.043 ID:cE4aRSRn0.net
>>89
コッキョウ



103: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 01:04:55.242 ID:gyUDkq9J0.net
くにざかいだ!これが日本語の正しい読み方!言う奴もいたが
作者本人がこっきょうと読むのを否定してない(作者的にはこっきょうと読んでた?)
みたいな感じじゃなかったっけ 俺も語感重視でこっきょうだと思う



104: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 01:05:20.672 ID:1pTosUdR0.net
個人的には「弱虫は、幸福をさえおそれるものです。綿で怪我をするんです。幸福に傷つけられる事もあるんです。」の一節が一番好きです
なぜだか頭から離れない



106: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 01:08:28.730 ID:UjRZlVyIp.net
俺が唯一良いなぁと「感」じた文章は

人間は、こぶしを固く握りながら笑えるものでは無いのである。


だな
友達は誰も共感してくれないが



112: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 01:13:28.663 ID:YOq98hVT0.net
>>106
人間失格の文章?



114: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 01:18:56.547 ID:UjRZlVyIp.net
>>112
そだよ



119: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 01:25:14.628 ID:itEICnwb0.net
The train came out of the long tunnel into the snow country.

↑がエドワード・サイデンステッカーによる英訳
英語だと「抜ける」という表現が使えないし
「雪国」という一語が「snow country」という二語になる
やっぱ漢字って凄いなぁと思う



125: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 01:34:45.839 ID:UjRZlVyIp.net
まったく、その子供の笑顔は、よく見れば見るほど、何とも知れず、イヤな薄気味悪いものが感ぜられて来る。
どだい、それは、笑顔でない。この子は、少しも笑ってはいないのだ。
その証拠には、この子は、両方のこぶしを固く握って立っている。人間は、こぶしを固く握りながら笑えるものでは無いのである。
猿だ。猿の笑顔だ。ただ、顔に醜い皺を寄せているだけなのである



やっと見つけたこれだこれ
この文章の流れが好きだったんだ



128: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 01:37:27.888 ID:ybtcBcWy0.net
>>125
これはたしかに自分のなかでも印象に残っているわ



130: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 01:38:09.356 ID:2jkBe2Jt0.net
小説はバランスだから
前後の繋がりもなしにたかだか2、3行だけ拾ってきて褒めてるのはただの馬鹿か知ったかぶりだよ
にんじんだけ食ってカレー食った気になってるようなとんちんかん



135: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 01:42:48.056 ID:VF7tKxGU0.net
バランスを取ること自身が目的なら全体を見ないといけないだろうけど

バランスを取ることが結果なら逆に1文からでも語れるってことじゃないか



140: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 01:46:22.103 ID:2jkBe2Jt0.net
>>135
いや意味わからんだろ
極端に言えばある文章から単語だけ、あるいは文字だけ抜き出して「これはすごい」って言ってるのと大差ないぞ
1ページまるまる読めばようやく作品の表情がわかるレベルのマクロな視点になると思う



148: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 01:54:17.272 ID:ybtcBcWy0.net
>>140
なにいってるの…?
小説全体で評価するのはそうだけどそのなかでも目立つような一文(若しくは部分)をとりあげて分析したりすることもよくあるでしょ
例えば修辞技法として分析するときは小説のなかの一部分としてではなくその文章自体を単独で評価するわけで



136: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 01:43:21.059 ID:beUxper30.net
雪国がノーベル賞受賞作品になったのは
翻訳のサイデンスデッカーの功績が80%。
同じくサイデンスデッカー訳の『山の音』はさらに情景が素晴らしい



139: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 01:44:56.122 ID:VF7tKxGU0.net
>>136
そういえばカフカもチェコじゃなくってドイツ語で書いて、多くの人に読まれるようにしたから評価されたってあったね



145: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 01:53:40.855 ID:VF7tKxGU0.net
そう言う声が物狂わしい駒子に島村は近づこうとして、葉子を駒子から抱き取ろうとする男達に押されてよろめいた。踏みこたえて目を上げたとたん、さあと音を立てて天の河が島村のなかへ流れ落ちるようであった。



雪国の最後の部分



152: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 01:56:20.615 ID:ucwHTFLF0.net
どうでもいいけど川端の場合行間というか描写されていない奥行きのほうが大事だと思うよ
伊豆の踊子なんてまさにそれ



159: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 02:03:50.875 ID:VtbKeSGp0.net
夜の底ってのは、山と空が接する所
つまり太陽が昇り始めて、山に隠れて太陽は見えないけれど夜が明けてきて空が白んでること
夜は宇宙にずっと続いていくから、底は地球との接点

今思いついたけど、正解な気がする



162: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 02:08:18.095 ID:beUxper30.net
>>159
>夜は宇宙にずっと続いていくから
>正解な気がする

もっと情緒的にとらえてよいかと思う、理屈じゃなくてさ

夜、という言葉に含まれる時間的、空間的、色彩的、情感的な意味がこの一文の「夜」に集約されてると思うんだ。



165: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 02:16:31.947 ID:VtbKeSGp0.net
>>162
夜ってのはこの自身を包み込む真っ暗闇の事で、トンネルを抜けた事で主人公は一転して新境地にたどり着いた=黒から白に変わり始めた

つまりこういうことだ



166: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 02:19:25.609 ID:beUxper30.net
>>165
おい!
さっきと全然読み込みの深みが全然違うじゃないかw



169: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 02:24:00.880 ID:VtbKeSGp0.net
>>166
自分的には一つ目が面白かったから勢いで書いた
ヒント貰ってよくよく考えたら、全然違ってた
よくわかりません(^q^)



171: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 02:29:48.660 ID:beUxper30.net
>>169
>>165の解釈好きだよ。

新境地、というのはちょっと楽天的な感じだけど、
「夜の底が白くなった」
の与える情感は決して明るいものじゃなくて、何か重苦しい異世界を予感させるけど。

文学に正解はないから、、
自分が良く読んで感じることが大事だと思うの。



173: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 02:33:55.972 ID:VtbKeSGp0.net
>>171
でも白って悪いイメージより良いイメージがあるから、新境地とまではいかなくても何か新しい発見とかのポジティブな感じがあると思う

まぁ結局は個人の好みだわな
>>1の文章が世界レベルで人の感情にグッときたってだけで



174: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 02:35:15.699 ID:1ldfXOsM0.net
三島由紀夫は、『雪国』の冒頭の汽車の窓ガラスの反映描写を、
「川端文学の反現実的なあやしさが、一つの象徴としてかがやいてゐる」とし、
それはあたかも「哲学書の序論」で、「各種の哲学用語」が定義されているように「全篇の序曲」となり、この作品の中における「人物」「風景」「自然」「事件」が何であるかが、「あらかじめ提示され、ひそかに答へ尽くされてゐる」と説明し[1]、
全篇を読了した後に気づく、その序曲の意味について、作中の人物たち(駒子や葉子)は〈不思議な鏡のなか〉で眺められ、〈夢のからくり〉のように眺められる存在で、読者や島村に〈悲しみを見てゐるといふつらさ〉を与えず、
作中の風景は〈夕景色の鏡の非現実な力〉の支配下にあり、作中の事件は、火事で二階から葉子が転落しても、汽車の窓に反映した葉子の顔に火が点ったように、「人間と自然とが継ぎ目なく入りまじる静かな奇蹟の瞬間」に他ならないこと、だと解説している[1]。



175: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 02:37:10.298 ID:VtbKeSGp0.net
>>174
意味不



179: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 02:48:48.723 ID:VicroPna0.net
伊豆の踊子読んだ時は無茶苦茶美しい景色が浮かんできて、なのにうざさのない文章で本当に驚いたわ
個人的には三島由紀夫とか死ぬほどうざいタイプの文体が好きだけど



180: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 02:48:58.809 ID:ybtcBcWy0.net
小説をそれなりに読んできているひとなら川端康成の文章が優れているということはなんとなくわかりそうだがな
好きか嫌いかという問題でもなくて「野球をみていればイチローが(嫌いでも)優れた選手であることはわかる」ってのと同じようなもの



199: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/12(火) 06:30:14.824 ID:2p+M3hy0a.net
雪国であった。と夜の底が白くが特に凄いらしい



4.5年前のネット勢力図wwwwwwwwwwwwwwwwwwww

夏だし2ch系怖い話の恐怖度ランク付けしようぜ

心霊的な「やってはいけない事」を教えてくれ

日本に「絶対に行ってはいけない場所」ってある?

吹いた画像を貼るのだ『驚異のメイクで大変身』

母が作る衝撃的な料理
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