2:考える名無しさん:2011/03/28(月) 21:30:22.00 ID:0
プラトン『ソクラテスの弁明』
哲学の本といえば、まずあがる本です。
短いし、哲学特有の言葉遣いもなく読みやすい。
しかも、いろいろと考えることが出来る1冊。

こんな感じで本の題名と簡単な紹介があると、
これから大学等で学び始める人にもいいかと。
プラトン


3: 【東電 88.0 %】 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/03/28(月) 22:10:32.28 ID:0
10代で読んでいないと恥ずかしい必読書

プラトン『国家』 アリストテレス『ニコマコス倫理学』 ショーペンハウアー『意志と表象としての世界』 
ヘーゲル『精神現象学』 デカルト『省察』 パスカル『パンセ』 ライプニッツ『単子論』 
カント『純粋理性批判』 キェルケゴール『死に至る病』 バーク『フランス革命の省察』 
ジェイムズ『宗教的経験の諸相』 ニーチェ『道徳の系譜』 ベーコン『ノヴム・オルガヌム』 
フッサール『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』 メルロ=ポンティ『知覚の現象学』 
ハイデッガー『存在と時間』 アーレント『精神の生活』 ヨナス『責任という原理』 
サルトル『存在と無』 ベルグソン『時間と自由』 ミンコフスキー『生きられる時間』 
レヴィナス『全体性と無限』 
フロイト『快感原則の彼岸』 ヤマグチノボル『ゼロの使い魔』 
ドゥルーズ=ガタリ『アンチ・オイディプス』 
フォーダー『精神のモジュール形式』 
ヤスパース『精神病理学総論』 エレンベルガー『無意識の発見』 
ラカン『精神分析の四基本概念』 
フーコー『言葉と物』 ソシュール『一般言語学講義』 
ヴェイユ『重力と恩寵』 ディルタイ『精神科学序説』
ブーバー『我と汝・対話』 ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』 ミンスキー『心の社会』 ライル『心の概念』 
バタイユ『エロティシズム』 アガンベン『ホモ・サケル』 
ラッセル『西洋哲学史』


21:
考える名無しさん:2011/04/03(日) 10:02:06.08 ID:0
>>3
こっそりゼロの使い魔入れるなwww


26:
考える名無しさん:2011/04/09(土) 19:21:20.25 ID:0
>>3
後半は、ほとんど要らない。
前半でも、バーク『フランス革命の省察』、アーレント『精神の生活』、
ヨナス『責任という原理』、ミンコフスキー『生きられる時間』は、要らない。

後半で要るのは、ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』だけだ。
もちろん、ヴェイユ『重力と恩寵』、ブーバー『我と汝・対話』、ミンスキー『心の社会』 
ライル『心の概念』 バタイユ『エロティシズム』を読むのは悪いことではない。

しかし、このレベルなら、いくらでも他により読むべきものはある。
たとえば、アウグスティヌス『告白』、スピノザ『エチカ』、そして何よりもヒューム『人性論』。
分析系では、ライル『心の概念』なんぞよりも、フレーゲ『算術の基礎』、クワイン『ことばと対象』が、外せない。


155:
考える名無しさん:2011/05/08(日) 16:48:22.83 ID:0
これから哲学を読み始めようと思っているのですが
>>3で挙げられた本はどの程度参考になりますか?


156:
考える名無しさん:2011/05/08(日) 19:06:58.63 ID:0
>>155
そりゃ全部読むに越したことは無いけど
哲学(とくに昔の人の)ってのは超頭いい人が一生をかけて書いたもの
だから一つ理解するのも大変なわけよ

まあ今の有名さ加減でいうとプラトン、カント、ニーチェ辺りがまあ常識的か
活字なれしとくのは悪くないと思う、カントとかヘーゲルが読めるなら何でも読める


160:
考える名無しさん:2011/05/09(月) 12:34:50.86 ID:0
>>3の本のすべてを読んだわけではありませんが、
『純粋理性批判』や『存在と無』などの掲げられている本を、
いきなり初心者が読んでわかるとは僕には思えません。


今の僕が読み始めの頃の僕に勧めるならこうする、というのを考えてみました。
第1段階 自分の求めているものがどこらへんにあるかを知る
著名な哲学者(ラッセル、ヤスパースなど)以外の著者による、
新書などの哲学入門、哲学史、名著紹介の本を1冊

第2段階 基本中の基本の本を読んでおく
プラトン 『ソクラテスの弁明』『クリトン』『パイドン』、『国家』
アリストテレス 『形而上学』
デカルト 『方法序説』

第3段階 本格的に読む前にカント、ヘーゲルの解説本を読む
ヨハン・シュルツ著『カント『純粋理性批判』を読むために』
金子武蔵著『ヘーゲルの精神現象学』

第4段階 基本的な本を読む(ここから急にハードルが高くなるけど)
カント 『プロレゴメナ』
ヘーゲル 『精神現象学』(序論だけ?)

第5段階 読みたかった本もしくは第1段階で目星をつけた本を読む


4:
考える名無しさん:2011/03/28(月) 22:48:46.19 ID:0
哲学の前にまずは
1.論理学の教科書 古典から現代までを道具・教養として
2.自然科学の基礎的教科書 
  物理と応用数学(解析・統計など)、数学基礎論、生命科学


1.デカルト
2.イギリス経験論の古典。
3.カント。
4.フッサール。⇒それぞれの関心領域に合わせて現代の現象学へ。
 
1.分析哲学。起源である古典の名著を順に。⇒それぞれの関心領域や関心著作へ。


11:
考える名無しさん:2011/03/30(水) 22:47:02.31 ID:0
初心者が読むべきかどうかは、わからんけど
初心者が読んで理解できる本ということで

戸田山和久の「知識の哲学」
哲学の知識が、まったく不要なのでお薦めです。

または飯田隆氏の「クリプキ 言葉は意味をもてるか」
これも哲学知識は不要なのでお薦めです。


16:
考える名無しさん:2011/03/30(水) 23:57:40.24 ID:0
アリストテレス『形而上学』
岩波文庫で2分冊、約550ページあるので量に圧倒されてしまいますが、
ある程度のグループはありますが各巻ごとに論文集のように読めます(実体ならλ(ラムダ)の巻、
難問集のΒ(ベータ)の巻等々)。この本にでてくる概念や三角形の内角の和、

夢などの話題はこの後の哲学で語られることの多いので、一度は読んでおきたい本です。

大学のサークルなどで新入生向けに書いていた、本を紹介する冊子の原稿をイメージして書いてみました。


20:
考える名無しさん:2011/04/02(土) 07:32:59.76 ID:0
マルクス・アウレリウス『自省録』
大学生のころは、手の届かない雲の上のローマ皇帝の日記として、
働き始めてからは、仕事での判断で悩むときに励まされる書として、
哲学の本を改めて読むようになってからは、哲学者の実践記録として、手元に置き、繰り返し読んでいます。

哲学の本に限らず、僕がこれまでで一番多く読んでいる本です。


22:
考える名無しさん:2011/04/04(月) 23:46:14.63 ID:0
アウグスティヌス 『告白』
神学者の著した本ということで、食わず嫌いのようにずっと読まずにいました。
過去の生活を語り神の恩寵をたたえる前半と現在の状態に関して神に感謝する後半からなると
岩波文庫の解説にはあり、確かに私と神との関係の探求が全編の底流にあります。

しかし、窃盗のこと、母との関係、結婚にまつわる記述などを、紀元400年ころのある西洋人の
一つの考え方、生活記録として前半を読むと興味深く読めました。

そして、第10巻第8章以降の記憶や第11巻第14章以降の時間についての箇所は神・創世記に関係する形で
検討されますが、プラトンの想起説を思わせる説の検討などもあり、お
もしろく読めます。

わかりやすく章名がつけられていて途中からでも読めますので、構えて読まずにちょっと
読んでみてもいいのかな、と思います。


34:
考える名無しさん:2011/04/13(水) 15:38:56.08 ID:0
金杉武司「心の哲学入門」
心の哲学の本で、これほど、わかりやすい本は無いと思う。
ただし、決してレベルは低くないので、じっくり読んでください。
哲


40:
考える名無しさん:2011/04/17(日) 13:24:12.91 ID:0
分析哲学の本を読むといいと思う。
それ以前の哲学書だと、引用の意味がわからなくて、
結局古典まで遡っていかないといけなくなる。


41:
考える名無しさん:2011/04/17(日) 16:35:55.58 ID:0
王道だけどラッセルの哲学入門プラトンの国家


59:
考える名無しさん:2011/04/19(火) 22:43:26.02 ID:0
『哲学の誤読――入試現代文で哲学する!』を読むといい

著者は元駿台予備校人気講師の哲学者・入不二基義。
哲学的文章が大学入試問題に引用された場合、なぜ出題者や解説者から
(半ば必然的に)誤読されてしまうかを丁寧に読み解いた本だ。
哲学と受験現代文との懸隔の広さがよくわかる

それと、大学の哲学科は事実上「西洋哲学科」なので西洋語の語学力が極めて重要
今は哲学書を読むより英語を徹底的に学んでおくほうが有用だろう。


76:
考える名無しさん:2011/04/22(金) 12:27:43.38 ID:0
社会人になって思考力トレーニングの一環にと、
思想・宗教・哲学を勉強し始めたんだけど、
哲学の最近の潮流って、科学哲学、分析哲学なの?
大学のシラバス見ても、科学哲学、分析哲学が多いように思える。

ソクラテスや社会契約論や構造主義は古典哲学として軽く抑えておいて、
科学哲学・分析哲学のような現代哲学を中心に本を読むのが哲学の近道?


77:
考える名無しさん:2011/04/22(金) 18:28:52.07 ID:0
>>76
正解。流行以前にそのほうが健全。
思考力トレーニングの一環ならなおさら。
西欧古典文明そのものを文献学としてやるのが関心の中心なら別だけど。おれはちがう。
それは教養程度で言い。


96:
考える名無しさん:2011/04/22(金) 21:04:12.59 ID:0
失敗は成功の元である。
先入観を排除してはならない。これこそ行動の原理である。


98:
考える名無しさん:2011/04/22(金) 21:09:45.59 ID:0
先入観は悪だという道徳こそ排除せよ。


100:
考える名無しさん:2011/04/22(金) 21:31:13.71 ID:0
哲学的な生き方を目指そうとすると、
正直者が馬鹿を見るような場面に行き当たる。
これが西洋哲学の最大の欠陥だと思う。


101:
考える名無しさん:2011/04/22(金) 21:41:42.84 ID:0
正直者は堕落しすぎだ。
創造性がない。


128:
考える名無しさん:2011/04/24(日) 14:19:40.14 ID:0
必読書とかおすすめの本というと必ず出てくる本の1つに
プラトンの『国家』があると思いますが、
みなさんの評価はどうですか?

1 おすすめ
2 まぁ、いいんじゃない
3 読まなくてもいいよ
4 絶対読むな
5 そのほか

僕は2かな。
確かに内容的にはプラトンの魅力が盛り沢山で読んでいても楽しいけれど、
自分の経験から言うと、スーと読めてしまって、立ち止まって考えないような気がします。


130:
考える名無しさん:2011/04/24(日) 18:57:57.40 ID:0
>>128
私は3です。
道徳の基礎づけに興味がある場合だけ、歴史的には参考になる、という程度。
しかし、その場合でさえ、『ゴルギアス』の方が論点の提示の仕方が鋭く、議論も濃密。



129:
考える名無しさん:2011/04/24(日) 18:30:42.31 ID:0
2だな。
アリストテレスのほうは、現代的な政治哲学の文脈で見直されてきてるらしいけど。



133:
考える名無しさん:2011/04/26(火) 19:38:15.68 ID:0
とりあえずまとめておくと、こんな感じかな。■が投票数。
プラトン『国家』
1 おすすめ
2 まぁ、いいんじゃない ■■
3 読まなくてもいいよ  ■
4 絶対読むな
5 そのほか   『法律』■

時代順にいくと、今度はアリストテレス。つぎの本からどれがおすすめですか?
1 形而上学
2 政治学
3 ニコマコス倫理学
4 そのほか
5 アリストテレスの本は読む必要なし

僕は1で、始めてならΑ巻、α巻、K巻、Λ巻をまず読むのをおすすめ。


136:
考える名無しさん:2011/04/27(水) 21:24:53.00 ID:0
>>133
簡単さで言えば2が一番楽だったかな、まあ中身は古典を知るだけみたいな感じだけども
形而上学?かなんかでプラトンのイデア論を「第3者のイデアなんかありえないではないか」
とか言ってたのは結局意味が解らなかった
まあアリストテレスの事だから適当に理屈をくっつけただけなのかもしれんけど


138:
考える名無しさん:2011/04/27(水) 22:33:02.64 ID:0
>>136
「第3の人間」(『形而上学』第1巻(>>133でいうΑ巻)第9章)ですかね。

岩波の訳注によると、イデアなる人間と個々の人間に似ていることを
決定する尺度として両者に共通の人間がいることになる。

それは個々の人間でもないし、イデアでもない、つまり第3者がいることになる。
となると第3者とさらに人間と共通である第4の人間が、と繰り返していくと、
無限に共通点をもつ人間を想定しなくてはいけない。

別の例で言うと、0のイデア○を想定すると、共通の尺度(丸さ)があることになる。
では共通の尺度を示すものとしてoがあるとなると、oと○が共通であることを示すものを
再度考えなくてはいけなくなり、無限に必要となってくる、ということだと思う。


139:
考える名無しさん:2011/04/27(水) 23:48:24.73 ID:0
>>138
それそれwwwよく見つけてきましたねー
改めて考えてみるとアリストテレスはイデアに個性があると考えてるみたいだが
プラトンとしてはイデアの中にあらゆる個性の可能性もつまってると考えてる
ということみたいだな


141:
考える名無しさん:2011/04/28(木) 19:39:35.45 ID:0
>>139
岩波文庫版は索引が充実しているから、「第3の」でひくとすぐに出てきました。

ところで、今の話を軸にかなり乱暴に哲学史をまとめると、僕はこんなふうにまとめてみました。

プラトン       個物に本質が宿る。宿るものが外部に存在している=イデア。
アリストテレス    「存在している」個物にある性質が「ある」。その性質のよってきたるところを研究する。
中せ哲学       性質が「ある」とその性質をもつものが「がある(存在する)」の神の元での統一。
デカルト       「である」と「がある」により人間を基礎とする分析。
カント        「である」と「がある」を混同している存在論的証明批判。両者の分離を企図。
ヘーゲル       「である」の「がある」に対する先行性を指摘。
フッサール      「がある」の再検討を企図。
ウィトゲンシュタイン 「である」と「がある」を(論理)命題から検討。
ハイデガー      「がある」の「である」に対する先行性を指摘。

僕は、プラトンやアリストテレスが考えていたことを哲学(史)の背骨のように感じています。
「西洋哲学の歴史とはプラトンへの膨大な注釈である」とホワイトヘッドがいったり、
アリストテレスは「万学の祖」といわれます。
言い古されたこれらの言葉を、それぞれの本を読むと改めて実感します。


142:
考える名無しさん:2011/04/28(木) 20:24:10.98 ID:0
>>141
だいたいあってると思う
そういやアリストテレス自体プラトンの注釈とすれば理解しやすいかもしれんね
ということは哲学初心者にはプラトンとその注釈という
観点で本を選んでいけばいいかもしれない


144:
考える名無しさん:2011/04/29(金) 13:08:12.94 ID:0
哲学の初心者です。

啓蒙思想の初心者が読むべき本で、推薦図書は何でしょうか?
できれば入門書的なものが良いのですが、どれが良いのか分からず
悩んでいます。


145:
考える名無しさん:2011/04/29(金) 15:48:41.98 ID:0
>>144
ルソーの「社会契約論」か、
ロックの「統治二論」をまず読んで、
岩波文庫の白版を読んでいくのがいいかな。

ロックの統治二論は、岩波文庫から最近新訳がでたので読みやすいと思う。
んで、後編の「政治的統治について」だけ読めばいい。前編は退屈なので。


152:
考える名無しさん:2011/05/01(日) 22:28:47.11 ID:0
>>145
ありがとうございます。
早速読んでみます。


163:
考える名無しさん:2011/05/09(月) 20:01:14.33 ID:0
確率とは何か?という「確率」を哲学的に考察したものでおススメの本ありますか?
数学科の学生なんですが、今まであまり哲学の本は読んでいないので、
有名な本or初心者に読みやすい本
があれば教えてほしいのですが。


166:
考える名無しさん:2011/05/09(月) 20:25:14.87 ID:0
>>163
読んでないけど新刊情報スレにあったやつ
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哲2


172:
考える名無しさん:2011/05/10(火) 19:55:19.61 ID:0
>>163
確率の事ならラプラスのやつだろ、それ以外は知らん
いわゆるラプラスの魔って奴は数学全体に当てはまるような気がする

しかしヒュームなんか読んだって一般的に何の話題の種にもならんだろ
初心者にはもっと影響も大きくて本人も有名なやつがよろしかろう


173:
考える名無しさん:2011/05/10(火) 20:00:29.85 ID:0
『言語哲学大全1』かなとりあえずは
考えることの楽しさと基本は押さえられるし
最初は意外と総合的な哲学史なんかでないほうがいいよ


179:
考える名無しさん:2011/05/10(火) 21:18:19.76 ID:0
初心者ならデカルトの「方法序説」がいいよマジで。


204:
考える名無しさん:2011/05/11(水) 02:01:28.13 ID:0
>>179
方法序説は中学生のときに読む機会があったら人生変わってたと思う


205:
考える名無しさん:2011/05/11(水) 02:02:09.68 ID:0
>>204
だよね。思考方法の基礎中の基礎だからなあ。


244:
考える名無しさん:2011/05/11(水) 23:15:58.57 ID:0
英米の分析哲学諸派で
初学者が読む本を教えてくれ
古典で読むべきなのもついでに ヒュームやカントくらいはやっとけとか
物理や数学や論理学や実験心理学はやっとけとか プラグマティズムもみとけとか
なんでもいい



247:
考える名無しさん:2011/05/11(水) 23:29:28.08 ID:0
>>244
入門書読むより、勁草書房あたりから出てる大家のモノグラフィを読んだほうが
手っ取り早いと思う。大学入試の現代文レベルの論理的思考力を持ってれば
たいていの本は読めるだろうから。


248:
考える名無しさん:2011/05/11(水) 23:33:43.08 ID:0
>>247
まあもともとバックグラウンドは理系で、数学や物理や生物物理やってて、
余技として現代論理学の入門書や政治学経済学の
本も読んできたからとりあえず最低限の基礎はあると思う。
具体的にはどんなのがいいのかな?あまりにも広くて・・
いまは野矢さんの解説とあわせてウィトの論考をよんでるんだが・・


250:
考える名無しさん:2011/05/11(水) 23:40:03.61 ID:0
>>248
基礎があるなら
『心の哲学』ジョン・サール
でもどうかね


256:
248:2011/05/12(木) 00:09:18.02 ID:0
>>250
サール!
たしかに心の哲学にも強く関心がある。
やってるのも神経科学にちかい生物物理だったし。
近世の認識論には不満で・・


252:
考える名無しさん:2011/05/11(水) 23:58:26.23 ID:0
>>248
『ソシュールの思想』丸山圭三郎 なんかもいいんじゃないか
丸山はコーネル大学院に留学して言語学と言語哲学を勉強しているから
色々と知っていsて面白いことは面白い。


256:
248:2011/05/12(木) 00:09:18.02 ID:0
>>252
ソシュールの「講義」も興味があって買ったんだけど、ほかに忙しくて数年ねむったまま・・
丸山圭三郎の本からがいいかもしれませんね。
言語の科学は重要だと思ってます。論理もだけど。
これがまずしっかりしてないと。


253:
考える名無しさん:2011/05/11(水) 23:58:49.18 ID:0
>>248
ウィトゲンシュタインなら、「青色本」(ちくま学芸文庫)のほうがいいと思う。
んで「哲学探究」や「確実性の問題」を読むといい。
ペーパーバックで原著を読むのもいいかも。青色本は英語だし、
哲学探究、確実性は英独のバイリンガルになってるから読みやすい。


256:
248:2011/05/12(木) 00:09:18.02 ID:0
>>253
青色本は最近出たらしいですね。読みます!
私は英語しかできないんですが^^


255:
考える名無しさん:2011/05/12(木) 00:07:26.77 ID:0
サールの「心の哲学」はたしかに読みやすい。
これで興味持ったら、
"Minds, Brains and Science"や"Mind, Language and Society"に進むといいよ。
どっちも入門書だし、Amazonで1000円台。


258:
考える名無しさん:2011/05/12(木) 02:28:21.61 ID:0
論理学やっときたいな、と思ったので初学者向けのものを教えていただきたいです。
微妙にスレ違いですけど…


259:
考える名無しさん:2011/05/12(木) 03:36:08.35 ID:0
戸田山和久『論理学をつくる』
野矢茂樹『論理学』

あたりがよく挙げられるけど、
丁寧さでいえば

前原昭二『記号論理入門』

を超えるものはないかと(その分、内容は薄いが)


309:
考える名無しさん:2011/05/18(水) 22:35:36.23 ID:0
哲学の本に書いてあることは大抵間違ってる 
新しい哲学、思想が生まれてとすれば
それは古い哲学や思想を大抵否定してるからね


310:
考える名無しさん:2011/05/18(水) 23:06:59.31 ID:0
>>309
そしてどの新しい哲学も当然批判され否定され続ける運命にある


312:
考える名無しさん:2011/05/19(木) 00:33:17.86 ID:O
>>309
ある本を誰かが書いて、それを否定する本を誰かが書いて、
結局どっちも間違ってるって言いたいの?


313:
考える名無しさん:2011/05/19(木) 00:44:47.86 ID:0
>>312
それを否定する本もまた否定されるからな
そしてその否定もかなりの水準であり妥当性もある
そしてその否定のさらなる否定


320:
忍法帖【Lv=37,xxxPT】 【東電 79.2 %】 :2011/05/22(日) 05:29:19.85 ID:P
誰かマクタガートの時間の非実在性を簡単に説明してくれませんか?


321:
考える名無しさん:2011/05/22(日) 05:34:15.69 ID:0
>>320
ほれ
http://ir.library.osaka-u.ac.jp/meta-bin/mt-pdetail.cgi?cd=00028218


322:
忍法帖【Lv=38,xxxPT】 !:2011/05/22(日) 20:50:24.76 ID:P
うわ。あるところにはあるんですね。じかんのあるときかくにんしてみます。
有難うです。


328:
考える名無しさん:2011/05/22(日) 22:47:48.85 ID:0
形而上学についての本おすすめおしえてください


329:
考える名無しさん:2011/05/23(月) 17:17:19.40 ID:0
>>328
アリストテレス「形而上学」を読んでから
カント「道徳形而上学原論」


330:
考える名無しさん:2011/05/24(火) 00:36:21.30 ID:O
アウグスチヌス『告白』を読んでます。読めそうです。
他に、『告白』と同じ程度かそれより読みやすいものを教えていただければと思います
フランス文学卒なので、出来ればフランスの思想家でお願いします


332:
考える名無しさん:2011/05/24(火) 00:49:24.63 ID:0
>>330
アンリ・ベルクソン「思想と動くもの」


333:
考える名無しさん:2011/05/24(火) 01:06:27.68 ID:O
>>332
ありがとうございます
明日明後日と休みなので、図書館を探してみます。


341:
考える名無しさん:2011/05/24(火) 20:05:33.56 ID:0
入不二基義『相対主義の極北』。これ素晴らしい。


342:
考える名無しさん:2011/05/24(火) 20:22:23.06 ID:0
>>341
いい本です


384:
考える名無しさん:2011/05/28(土) 19:26:01.23 ID:0
阪大スレでここを紹介されたのでやってきました。
理系だけど本読んでるとときどき哲学者の名前とかでてくるが
そいつらの本読んだこと無いから悲しい気分になります。
それを解消したかったから質問しました。


385:
考える名無しさん:2011/05/28(土) 20:11:16.02 ID:0
>>384
どんな哲学者かいってみよ。
それから分野。
大学名挙げてるから(ていうか議論においては挙げる意味はないと思うが)、
特定いやならぼんやり広くだけでもよい。


386:
考える名無しさん:2011/05/28(土) 20:12:51.51 ID:0
>>385
それから君の専門分野ね。


387:
考える名無しさん:2011/05/29(日) 00:47:11.48 ID:0
専門は医療関係です。
精神医学や心理系の授業関連本読んでると色んな哲学者出てくる。
かといって俺の専門は精神医学とかでもない。
そういうやろうにお勧めの哲学者や本あったら教えてください。


390:
catt ◆.catt24qAw :2011/05/29(日) 02:39:21.62 ID:0
>>387
医療関係ならたぶん現象学の方々だろうと思われますので
フッサールのイデーンから読み始めるのが良いかと。
フッサール関系だと浜渦辰二さんがサイトで論文公開されてて読みやすいです。
http://www.let.osaka-u.ac.jp/~cpshama/gyouseki/gyou-ha4.html


391:
考える名無しさん:2011/05/29(日) 04:10:47.10 ID:0
>>387
『言葉と無意識』丸山圭三郎 講談社現代新書
なんかは多分あなたの専門にも通じる良書でしょう。
フッサールの『イデーン』は取っ付きにく過ぎるでしょうね。


430:
考える名無しさん:2011/05/30(月) 19:28:46.22 ID:0
メルロポンティの「心身の合一」ってタイトルに惹かれたですが概要を教えてください


431:
考える名無しさん:2011/05/30(月) 19:58:10.25 ID:0
>>430
メルロポンティの「心身の合一」
デカルト以降の近代哲学において、最大の関心が払われてきた「心身問題」。
単なる物体や精神ではない“両義的な身体”としての人間観を提唱したメルロ=ポンティは、
この伝統的な問題系にたいして、どう立ち向かうのか。

17世紀以降3つの世紀に特徴的なフランスの哲学者3人をとおして、神学や心理学的知見との
関係も追いつつ、心身観の流れを再検討する。
「どんな哲学史も哲学者による自らの研究主題の個人的捉らえなおしであり、それによって
こそ真理が取り出されうる」と主張するフランス現象学者の、明晰にして格調高い古典解釈。


432:
catt ◆.catt24qAw :2011/05/31(火) 20:14:53.51 ID:0
メルロ=ポンティ読むなら「行動の構造」からがおすすめ。


433:
考える名無しさん:2011/06/01(水) 15:08:54.72 ID:0
初心者向けということならメルロ=ポンティの著作にいきなり入る前に

『メルロ=ポンティ』加賀野井秀一 著 白水社

の入門解説書を読んでからの方がいいかもな


476:
考える名無しさん:2011/06/05(日) 17:06:01.88 ID:O
ツァラトゥストラを読んだ
光文社のだったのでスラスラ読めたが頭には全く入らなかった
たぶん1割ー2割しか理解出来なかった


477:
catt ◆.catt24qAw :2011/06/05(日) 17:12:57.35 ID:0
>>476
ツアラトゥストラは読む者を選びますからね。
歳取ってから読み直すと面白い本の代表みたいなもの。


480:
考える名無しさん:2011/06/05(日) 18:33:42.86 ID:0
>>476
ドンマイ!
同時代の人もわからなくて『善悪の彼岸』、『道徳の系譜』が書かれたのだから。


478:
考える名無しさん:2011/06/05(日) 17:15:52.52 ID:0
ニーチェの思想はやばいよな・・・
基本的人権の観念すらゆらがないか?


487:
考える名無しさん:2011/06/05(日) 21:01:14.21 ID:0
>>478
いかに基本的人権とかいうのが上っ面で浅い概念かってことだよ


489:
考える名無しさん:2011/06/05(日) 21:34:19.35 ID:0
「上っ面で浅い」のは、一般に受容された基本的人権の概念だろう。
ニーチェの思想だって、大衆に流布されているものは「上っ面で浅い」。


512:
考える名無しさん:2011/06/05(日) 23:31:50.39 ID:O
マイケルサンデルの本を見て中々読みやすくて面白かった

哲学は全くの初心者なんだが、哲学書が買いたい
哲学者なら誰しもが読んでる、絶対に外さないものを教えてくれ
もしくは、哲学の基本みたいなものでもいい

お願いします


513:
考える名無しさん:2011/06/05(日) 23:34:59.86 ID:0
アリストテレス読みなさい


515:
catt ◆.catt24qAw :2011/06/05(日) 23:42:17.17 ID:0
>>513
御意。

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