“ネットゲームでPTなど一切組まないソロプレイヤーが急増中 ネットゲームでPTなど一切組まないソロプレイヤーが急増中
MMOなどネットゲームにおいて、基本的なゲームデザインを無視したおかしなプレーヤーとして敬遠されていたソロプレイヤーが増えているという。


近年、多人数同時参加型のMMOゲームを1人でプレイする人が増えている。かつてMMOがブームだった頃、そうしたプレーヤーはメーカーにとっても、ユーザーにとっても基本的なゲームデザインを無視したおかしなプレーヤーであるとして嘲りの対象となり、結果としてLoner(一匹狼)の意見は黙殺されてきた。

ところが現在は大きく様変わりしている。Lonerはいつのまにかオンラインゲームシーンにおいて市民権を獲得し、ユーザーはソロで遊べるコンテンツの存在を常に気に掛けながら次のオンラインゲームを探し、ゲームメディアも新作に対して「このコンテンツは1人でも遊べますか?」と問いかける。

もちろんメーカーもそうした期待に応えなければならなくなっている。となると重要になってくるのは「Lonerとは一体何者であり、どういう理由でソロプレイを好むのか?」という冷静な分析だ。

Schubert氏は開発者の立場としては、そういうユーザーに対しては「ひとりでプレイするのはおもしろくないので、みんなで遊んで欲しい」という風に提案してきたが、その一方でMMO なのに「みんなで遊びたくない」という奇特な人がいることを知り、北米の開発者は徐々に考えを改めていったという。

Schubert氏は「MMORPGは1人プレイが否定されるわけではない。MMORPGを含め、すべてのゲームはカジュアルな要素から始まり、順を追って少しずつコアゲーマーに近づいていく。

実際に「World of Warcraft」をソロでどこまでもレベルを上げてしまう人もいる。「それでも1人でいたいというならそれはそれで構わないが、ひょっとしたら寂しいと感じている、逃げているだけだとしたらどうだろうか。そうした人たちに我々は何ができるだろうか?」と訴えた。

全文は以下で。

なぜ人々はMMOをひとりでプレイするのか? 米国から最新報告(GAME Watch)


これにネットでは、「ネットでもひとりぼっち」「リアルでもネットでもコミュ障って終わってんな」「オフゲーでええやん」「俺もコミュ障のせいでモンハンは糞ゲー」「なんでゲームの中でまで他人に気つかわなきゃなんないんだよ」「時代が俺に追い付いたな」「PT組む利点より欠点の方が大きい。日本人は、本音と建前をネトゲにまで持ち込むから煩わしい。外人は、過程を楽しむ傾向があり一緒にしてて楽しい」「チャットするだけ楽しいとか言ってるヤツがいたが、ネトゲじゃなくて普通にチャットしてろといいたい」「好きなようにやらせてやれよ」などといった声が寄せられている。


ちなみに、MMOとはちょっと違うが、超人気FPSの最新作「」は、発売から3ヶ月ほど経過したいまも世界中から多くのユーザが参加し盛り上がっている。先日の新MAP配信時にはプレイステーションネットワークがサーバ落ちしたことからも熱狂さが伺える。

して、このゲームのネット対戦において、「マーセナリー・チームデスマッチ」というPT(パーティー)入室禁止制限のルールがあったのだが、この程のアップデートでなくなり(正確には他ルールとのランダム)、ソロでプレイしていたユーザらより「なんでなくすんだよ」など嘆きの声が多数挙がっている。

とくにこのゲームは、PTたちが相手になると回線をごっそりもっていかれてしまうため、野良プレイ(ソロ)ユーザにとっては、ラグにより撃ち負けるなど悲惨な状況にある。

記事の指摘どおり、ソロプレイヤーには、まだまだ厳しい状況が続いているよう。


ガチでペットボトルに小便する“ボトラー”登場 …ネトゲ廃人特集
人気オンラインゲームの広告が酷すぎると話題

ネトゲ廃人「私が眠ると、みんな死んじゃう」 悲惨な実態に物議  …「FF11もほぼ毎日インしてます」という人気声優も
 



by G-Tools