漫画家・赤松健「萌え系は終りつつある」「女性キャラを性欲の対象として見なくなった」 漫画家・赤松健「萌え系は終りつつある」「女性キャラを性欲の対象として見なくなった」
週刊少年マガジンで連載中の「魔法先生ネギま!」作者・赤松健さんが、自身の日記で、「キャラを性欲の対象として全く見ていない男性ファンが増えている」など最近の漫画ファンの傾向をつづっている。

週刊少年マガジンで連載中の「」作者・赤松健さんが、自身の日記で、「男性視聴者が、女性キャラに感情移入できる技術を持つになった」「キャラを性欲の対象として全く見ていない男性ファンが増えている」など最近の漫画ファンの傾向をつづっている。

赤松さんは、帝国データバンクが発表した「アニメ制作会社の経営実態調査」のデータにある『「萌え系」を中心としたアニメブームは終息し、深夜アニメなどの放送枠は減少傾向にある』『(アニメの)映画作品は好調』などを引き合いに出し、「萌え系を脱してパチンコと提携し、映画で収益を上げるのが流行のビジネスモデルということに。」「『萌え系が終息』というのは確かにそんな感じで、」とコメント。

また昨年あたりから、起こっている現象として、以下のように指摘している。

【男性主人公の不在】 女性キャラしか出てこないアニメが台頭し、従来まで男性が感情移入してきた”女性にドキドキする男キャラ”が少なくなった。

【男性の購買力の低下】 今はアニメも漫画も、主に女性が買っている。オリコンのコミックランキング上位はほとんど全て女性向け。(※2010/3/13の日記参照)

【男性視聴者が、女性キャラに感情移入できる技術を持つに至った】 特に「マリみて」以降。「けいおん!」でも、キャラを性欲の対象として全く見ていない男性ファンが増えている。”あの輪の中に入りたい”という願望を超えて、すでに登場人物の誰かになっている達人も。


最後に「私が『今年は百合が流行る』と知り合いに主張していたのは(3)のせいで、しかし残念ながら「それほど流行っているわけでもない」感じです。m(_ _)m」と締めくくっている。

8月18日(日記帳)


赤松健 「マンガ業界は、ゲーム業界のように『有名作品だけが売れる状態』になる」
赤松健のかわいいお嫁さんが、えっちな水着グラビア披露
赤松健 「ネギまは数々の記録を持っているのに無視される傾向にある(笑)」


なお、11月17日には、OADが付属された「」がリリースされる。


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赤松 健
講談社 2010-11-17


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