漫画ブリーチ作者ブチキレ「ブリーチより面白い漫画かけるんならすぐ漫画家になるべき」「読者にあるのは作品の話を変える権利じゃない。気に食わなければ読むのをやめればいい」 漫画ブリーチ作者「BLEACHより面白い漫画が描けるなら、すぐに漫画家になるべき」
「週刊少年ジャンプ」で「」を連載中の作者・久保帯人先生が、15日のtwitterにて「もしBLEACHよりも面白いものが描ける才能があるなら、すぐに漫画家になるべきだ」など自身の漫画論を展開したことで大きな話題となっている。

「週刊少年ジャンプ」で「」を連載中の作者・久保帯人先生が、twitterでファンから「原作ファンには黒歴史認定の可哀想な作品です ここまで嫌われるヒロイン(?笑)になれた織姫はすごく…すごいです 最低視聴率の元凶 WWWW 現実を見てください」
「井上織姫を殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!」など作中登場する“織姫は嫌われ者”と指摘されたことや批判が相次いだことで、「君みたいな至らない子の言う事に耳を傾ける事が現実かい?小さい現実だねぇ…」と応対。

さらに「時々勘違いしてる子がいるから言っとこうかな。読者にあるのは作品の話を変える権利じゃない。その作品を読むか読まないかを選択する権利だ。気に食わなければ読むのをやめればいい」など、自身の見解を綴っている。


時々勘違いしてる子がいるから言っとこうかな。読者にあるのは作品の話を変える権利じゃない。その作品を読むか読まないかを選択する権利だ。気に食わなければ読むのをやめればいい。

もしBLEACHよりも面白いものが描ける才能があるなら、すぐに漫画家になるべきだ。面白ければ必ずBLEACHより成功する。絵が描けないと言うのなら、努力して編集者になって漫画家にアドバイスすべきだ。本当に能力があれば、どこへ行っても歓迎される。

才能も無く、努力もせず、そのくせ与えられるものに不平を言って、努力する人間の足しか引っ張れないような奴は、目を瞑ってどっか隅っこに挟まって、口だけ開けて雨と埃だけ食って辛うじて生きてろ。

あ、前にチラッとこういうことがあった時、手紙やリプライで物凄い心配されたけど、特に怒ってる訳でもショック受けてる訳でもないので、心配しなくて大丈夫ですよ。

毎週世界中の人間が読む状況で、10年近く週一で漫画描いてる人間の中に、この程度でアタフタするような奴は居ません。丁度いいタイミングだったので、意思表明に使わせて貰いました。

それから、下の子のツイート見て、普通のルキアファンは(下の子は「ルキアが好きで、織姫が嫌い」な子です。)ショックを受けるかも知れないけど、あれで俺の中のルキアファンの心証が悪くなることは無いから安心して下さい。

俺がRTしたことで雑言を見てしまった織姫のファンや、気楽にBLEACHを楽しんでる読者のみんなも、申し訳ない。ただ、他人の意見で俺の描き方が変わる可能性はゼロなので、そこは心配しないで下さい。

一部だろうが全部だろうが、受け手に媚びて漫画を描くという事は、責任を受け手に押し付けるという事です。自分が心から面白いと思っていない作品で、他人に金を払わせる事は、詐欺です。それが俺の考えです。

この考えについて、議論する気はありません。勿論、違う考えがあっても結構。5年10年と何かを作り続けて得た考えであれば、それはその人の作り手としての生き方です。否定する事はありません。このツイートを読んで思うところあれば、その時点でこのツイートの意義は満たされるのです。
久保 帯人 (tite_kubo)(Twitter)


最後に、「たとえ有名な漫画家さんでも多少は編集(?)の意見(こうしてしまったら読者が離れる、とか)に左右されて描いてらっしゃるのかと思ってました。少し安心しました」といったファンの声に対して、「人によります。10年の間に色々見てきて今の考えに至っています」としている。

「BLEACH」は、「ONE PIECE」「NARUTO」に並ぶ週刊少年ジャンプの看板漫画。トップクラスである漫画家さんの貴重な持論が聞けたことにネット上では、「正論だな」「昔と変わらなくて安心した」「逆に顔真っ赤wwwwとか煽ってる奴の方がキモヲタって事を自分で証明してるわ」「ツイッターと漫画家って相性悪いな」などといった多数の声が寄せられている。

また、「努力する人間の足しか引っ張れないような奴<そいつらの足を舐めながら娯楽を提供するのがお前の商売だろ…」「読者は与えられてるんじゃなくて金出してるんだよ」など厳しい声も多く見られた。

「BLEACH」(ブリーチ)は、久保帯人による日本の少年漫画。2001年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載中。2010年8月現在46巻までを刊行中。2004年10月よりTVアニメも放送中。

悪霊・虚(ホロウ)の退治者(死神)になってしまった高校生、黒崎一護とその仲間達の活躍を描く。初期の死神代行編は、自身に死神の力を与えた死神の少女・朽木ルキアを相棒に、一護が虚絡みの騒動に巻き込まれていきながらも解決にあたるエブリデイ・マジック的要素もあったが、尸魂界編からはその要素は失せ、バトル中心のストーリーを展開する。


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工藤昌史


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