1ca37ad0.jpg実は“下り坂”の日本アニメ 「騒いでたのは関係ない人たちだけ」
日本が誇る“マンガ”“アニメ”文化。騒いでいたのは関係ない人たちだけで、世界では実際それほどでもないという。

トヨタやホンダ、ソニーなどと並び、日本人が「ニッポンが頑張っている」と感じている筆頭の1つとして「クール・ジャパン」は必ず例に出されます。では、はたしてどれほど「成長」し、「世界で勝」っているのか。

麻生氏が1週間に20冊以上も読んでいたというマンガ。日本では最近規模が減少してきたとも言われますが、それでも約2兆円の出版業界で5000億円程度の市場を誇っています。海外ではどうでしょうか。海外の中でも最大エンタテインメント国アメリカ、そしてマンガブームでよく報道されるフランスをみると・・・。

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日本の5000億円に対し、米国はすでにピーク200億円から下り坂。フランスは2007年までの時点で成長が続いていますが、それでもたった60億円弱。これが世界に誇るニッポンの産業の姿でしょうか?

ご参考までに出版市場は、日本の約2兆円に対し北米が約20兆円と言われています。つまり、本来は北米は日本の10倍の潜在規模がある。なのに、マンガにおいては北米は日本の25分の1で既に縮小傾向・・・となります。

「いや、マンガは読みにくい、文化として浸透していないのだ。やっぱりクール・ジャパンを最もわかりやすく伝えるのは映像、つまりアニメだ」という皆さんもいるでしょう。日本のアニメ産業はDVDなどパッケージが1500億円弱、そのほか関連市場も合わせて全体で3000億円弱と言われます。それに対して海外は・・・。

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確かにアメリカではマンガより少しだけ大きく、コンスタントな規模を保っています。しかし、それでもここ最近は減少傾向。フランスに至っては、なんとマンガよりも小さいのです。たった30億円・・・。そう、私たちは大きな勘違いをしていました。「クール」ジャパンは、世界ではまったくお寒い状況を続けているのです。(抜粋)

全文は以下で。

実は“下り坂”のジャパン・アニメ~騒いでいたのは関係ない人たちだけ(日系ビジネスオンライン)

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これにネットでは、「当のアニヲタは気にしてないよ」「勝手に外野がワイワイ騒いでただけやん」「大げさな報道の通りに大ブーム巻き起こってたと思ってるオタは少ないんじゃない?」「萌え要素がデフォになってるのがなあ」「ネットでタダ見し放題ってのも問題でしょ」「日本ですらゴールデンでアニメやってないからな」「萌えを勘違いしてキモエロにしたアニメ業界は万死に値する」など様々な見解が寄せられていた。


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