a1c6e7d3.jpgジャンプ黄金期を支えた漫画人 「(最近の漫画は)無駄に大きなコマが多い。メッセージ性が薄い」 …北条司や井上雄彦も
漫画家の次原隆二先生と、少年ジャンプ元編集長・堀江信彦氏が対談で、最近の漫画は「無駄に大きなコマが多い。」など示唆している。

漫画家の次原隆二先生と、少年ジャンプ元編集長・堀江信彦氏が対談で、 最近の漫画は「無駄に大きなコマが多い。」など示唆している。


「よろしくメカドック」「レストアガレージ251 車屋夢次郎」など自動車漫画でお馴染みの次原隆二先生と、80年代「週刊 少年ジャンプ」編集長として激動の日々を突っ走った堀江信彦氏が、現役漫画家と編集長の立場で『80年代と現代漫画界の違いや傾向』について語った。

・二人から見た現代の漫画界とは…
・気になる漫画はありますか?

2人がクチを揃えて言うのは「コマ数が少なくなった」「1話の中にオチがなくなった」ということ。さらに堀江氏は「漫画とはひとつだけ素敵なウソをついて、周りをきっちりとリアルで固めること。最近の漫画はリアリティーばかりに傾倒し、殺伐とした内容になっている」と現代漫画に警鐘を鳴らす。

堀江氏が言う、“素敵なウソ”とは!?
1話ごとにオチがなく、メッセージ性が薄い
1話の中にオチがなくなった。コミックスになって初めてストーリーがわかるような内容。結局読者は好きな作家のコミックスのみを買い求めて、結果的に週刊誌の売り上げに影響を及ぼしているのではないか。全てを読みきりにする必要性はないが、1話の中にメッセージ性を持たせることで、「次を読みたい」という喚起につながる。

同じく“ジャンプ黄金期”を支えた北条司先生、井上雄彦先生も「無駄に大きなコマが多い。大きな画面で見せることやスッキリ見せることを勘違いしている傾向があるのではないか」と、効果的にコマ数を割り振ることの重要さを訴えた。

全文は以下で。(動画アリ)

「1話の中にオチがない」黄金期を支えた漫画人が語る現代の漫画界(トレンドGyaO)

■動画 



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