1週間ぶりです。
こんばんわ。店長です。

オプティカルの休業が、5月6日までとなってしまいました。
こういう状況ですから、やむをえないですね。

テレビをつければ不安になるような事ばかりですし、
今日は天気も悪く、どんどん暗い気持ちになってしまいまいそうです。

いま最前線で医療に携わっておられる方の事を考えると、
私のように、何もせず自宅で待機しているのが申し訳なく感じてしまいます。

世界が元どおりになり、
以前のようにみなさんのメガネが作れる日が来るのを、切に願います。



さて、こんなときに先週の続きというのもなんですが、
【KODAK  シーコントラスト】中近レンズのご紹介です。


前回すべての距離が見えるのならば、遠近両用でよいのでは?
というところで終わったと思いますが、今日は遠近と中近の違いを
簡単にご説明させていただきます。

遠近両用累進レンズとは、レンズの上のほうに遠く、下のほうに行くにつれて
段々と近くが見やすい度数に変わっていくというものです。

オプティカルのお客様は、まだ若い方が多いので『単焦点レンズ』が主流です。
『単焦点レンズ』とは、どちらかというと遠くが見やすい度数だけが入ってます。
近くの物を見るときは、無意識に自分で眼に力を入れて手前に焦点を持ってきます。

ですが、歳をとってくると、この眼に加える力が衰えてくるのです。
いわゆる『老眼』です。
早い人ですと、30代後半くらいからこの症状が出てきます。

例えば、長時間パソコンのモニターを見ていて、
ちょっと離れたところのボードに目線を移したとき、瞬時にピントが合わない。
これも『老眼』です。

若いうちは、見たいものにすぐピントが合わせられます。
カメラのオートフォーカス機能みたいなもので、
これが歳とともに低下してしまうのです。

『老眼』になって、初めてこの機能がいかに素晴らしかったのかに気付きます。
もう一度、どの距離も自然に見たい。ピントを自由に合わせたい。

そんな時におススメなのが『遠近両用累進レンズ』です。
作り方にもよりますが、通常ですと掛けたまま外を歩けて
スマホの画面も見えるのですが、ひとつ問題なのがパソコンです。
パソコンのモニターは、眼からの距離がだいたい、50〜70センチくらい
と言われています。
『遠近両用累進レンズ』は、一番下のほうに40センチくらいが見やすい度数が入ってるので、
もちろんパソコンのモニターの距離も一応見えます。

それでは、遠くから近くまで見えるようにするには、
何段階くらい度数を変えなくてはならないのでしょうか。

これは年齢によって変化していくのですが、
例えば70歳くらいの人ですと、14段階くらい度数の変化が必要です。

考えてみてください。
今、メガネの縦幅はだいたい3〜4センチくらいです。
4センチとして、半分から上は遠く用の度数、
最低でも下から1センチは近くの度数のエリアが欲しいので、
実質、まん中辺の1センチに14段階の度数の変化が生じてしまうのです。
となると、パソコンのモニターが見やすい度数って
ほんの1ミリくらいの幅しか無いということなんです。
遠くと40センチくらいの距離は、比較的安定して見えるのですが、
ちょっと首を上下するだけで、パソコンのモニターの見え方は微妙に変化してしまいす。

もちろんこれは、遠近両用の最大に近い度数の変化の場合で、
老眼のなり始め、40代前半くらいですと、だいたい4段階くらいの変化で大丈夫です。

『遠近両用は気持ち悪くなっちゃってダメ』って、聞いたことないですか?
理由は人それぞれですが、度数の変化の段階が多いほど気持ち悪くなりやすい
という事はあると思います。
度数の変化が4段階くらいだと、慣れるのは楽みたいです。

という訳で、『遠近』があまりパソコンに向かないという説明でした。

ここからが、『中近』の説明です。

先ほど、40代前半での度数の変化は4段くらいと申し上げましたが、
これが40代後半くらいになりますと、6段〜8段くらいになってしまいます。
仮に、スマホの画面を見るのに、遠くの度数から6段階の変化が必要な場合、
パソコンのモニターの距離を見る度数は、上から2段階目くらいの度数が良いとされてます。

この2段階目の度数の部分の幅を、大きくしたのが『中近』なのです。
例えば、縦幅4センチのメガネですと、だいたい真ん中辺りに幅1センチくらい
パソコンの距離の度数がゆったり入ってるイメージです。
『中近』と言いましても、遠くの度数も上の方に入りますし、
スマホの距離の度数も『遠近』より、レンズの広いエリアを使っているので、
パソコンとスマホの距離でしたら、断然『中近』のほうが強いのです。

『中近』の弱点としましては、
遠くの度数が上のほうにちょっと入ってるくらいなので、遠くを見る際
ちょっとあごを引き、レンズの上のほうを意識して使わなければならない
というところでしょうか。

いかがでしたか?

ちょっと『中近』に興味を持っていただけましたでしょうか?

パソコンに最適な【シーコントラスト】で、『中近』レンズ。
まさに、夢の組み合わせですね。

お値段は税込みで、

屈折率 1.60   ¥39000
屈折率 1.67   ¥44000

となっております。

ちなみに、普通の『中近』レンズは、¥15000 からございます。
(中近レンズ初めての方限定価格、2回目からは¥20000)

とりあえず、普通ので試してみて、
それから【シーコントラスト】の『中近』というのもよろしいかと。


自宅でパソコンやゲーム画面を見る時間が増えて、眼が疲れてるという方、
事態が落ち着きましたら、是非オプティカルにご相談にいらして下さい。

メイドさんが書いたブログでもなく、画像も何も無いのに
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

それでは!

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