以下の内容はhttp://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/cat_932013.htmlより取得しました。


僕は『』を本当に出版していいのかどうかかなり悩んだ。
こんなにセンシティブなことを本当に世間に公表していいのかどうか不安だったからだ。
そして僕も金融村で、ある意味、既得権から恩恵を得ている方だ。
悩んだ末に、やっぱり出版することにした。
下賎な話をすると、僕はサラリーマンをしなくても生活できる自信ができてきて、たとえ金融村から村八分になったとしても、本の印税なんか考えたら、それほどまでにダメージはないという計算もあった。
かっこいいことを言えば、金融村の非常に分かりにくい悪の構造を世間に分かりやすく示すことにより、これから世界の金融システムが少しでも良い方向に変わって行けばいい、という思いがあったのだ。
だから出版した。
おかげさまで、かなり売れていて、リアル書店でもビジネス書のヒットチャートでは1位を独占した。
僕は腹をくくったのだ。
金融関係者から、多数の批判や中傷を覚悟していた・・・。

お台場くまざわ書店_外資系金融の終わり
kbc_odaiba

しかし、しかしである。
驚くことに、僕の本を非常に高く評価してくれているのは、金融関係者ばかりなのである。
そして、Amazonレビューなどを見ると、感情表現豊かなディスりレビューを書いて頂いているのは、世界の金融機関が引き起こすシステミック・リスクやモラルハザードにより、一番損をしそうな人たちなのだ。
これには僕は少々驚いた。
これでは僕の本の意図とはまるで反対ではないか。

さらに、もうひとつ驚いたことがある。
こんな赤裸々な外資系金融機関の内幕を書いてしまったら、もう新卒でこういう会社に入りたい、という学生はいなくなってしまうだろう、と僕は思っていた。
特に様々な問題を引き起こしたトレーディングの仕事をしたいと思う学生など、いなくなるだろう、と。
しかし、それも社会のひとつの要請ではないか、と思っていた。
僕の本を読んだ、たとえば、バイオテクノロジーを学んだ学生が、金融機関なんかに就職するのではなく、大学や製薬会社の研究所で、ガンやエイズの地道な研究をして欲しいし、実際にそうなると思っていたのだ。
物理学を学んだが学生には、半導体デバイスの研究など、日本のメーカーで貢献して欲しい。
法学を学んだ学生は、弱いものを助ける弁護士になって欲しい、と僕は思っていた。
終わりゆく外資系金融の世界になど来なくてもいい、と。

しかし、しかしである。
驚いたことに、僕の本を読んだ学生から、どうやったら外資系金融に就職できますか、とか、どうやったらトレーダーになれますか、というような質問が殺到しているのだ。
僕の発行するメルマガにそのような質問が多数寄せられている。
外資系金融はもう終わるというのに!

なんということだ。
これでは世界経済を牛耳っている国際金融のインナーサークルが全く安泰ではないか・・・。
僕の本が、まるで意図とは反対の役割を演じてしまっている。
外資系金融は終わらないのかもしれない。

参考までに、最近のツイッターやブログなどに投稿された感想を最後に載せておく。

半導体デバイスの研究で世界をリードしている竹内教授にも書評を書いて頂いた。ありがとうございます。
この本は、現在の世界の経済状況、金融業界の状況、投資銀行の内情から今後まで、非常にうまく纏められています。
セルサイドは狼で、バイサイドは羊あたりは、本当にその通りだなと思って面白かった。
私は狼のセルサイドに頼まれて、羊のバイサイドに講演することが多いので、ようやく事情がわかりました。
それはさておき、金融工学を駆使しても、長期的には、価値はほとんど生み出すことができなかった、というのは本当に皮肉なこと。

藤沢数希著「外資系金融の終わり」は金融工学の終わりなのか、中央大学理工学部 竹内健教授

その他にも様々なブログで紹介して頂いた。
ブログでプレゼンテーション!
むだい
おもしろい本探訪ブログ
takablo. from Tokyo
mocchilog(もっちろぐ)

ツイッターにも多数の感想が届けられている。
藤沢数希(@kazu_fujisawa)氏著「外資系金融の終わり(http://t.co/cJ2j9smG)」読了。面白かった。世間から敷居の高い金融界だけど、実は国家間でも金融機関内部でも、人間の本能のまま私利私欲で物事がきまっていく様を、統計や恋愛哲学交え論じてる。おすすめ!

Fumito Kumagai ‏@kuma1977

藤沢数希@kazu_fujisawa 氏の「外資系金融の終わり」読了。金融工学・金融業界は人々を豊かにするどころかシステミック・リスクを増大させ、優秀な人材を浪費してきた。この業界へ抱いていた何となくの疑念を綺麗に説明してくれている。

そらたに ‏@soratanilog

今日は@kazu_fujisawa氏の『外資系金融の終わり』読了。 実はイロモノとして購入したけど、予想以上に面白かった。好き嫌いが物凄く分かれるだろうけど、この人の皮肉な言い方で笑いをとる文章力は、何だかんだで本当に大したものと思う。

lawyerfuru ‏@lawyerfuru

藤沢数希「外資系金融の終わり」はネットのレビューでは賛否両論あるも、読んで良かった。藤沢氏には是非素晴らしいヘッジファンドを立ち上げて頂きたい。本の最後に広告があった「日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門」も勢いでネットで購入してしまった。

shunsuke ‏@sk45353ams

他多数。

学歴ネタや就活ネタは、ネットの世界で大変人気のあるトピックらしく、前回のエントリーには大きな反響がありました。
しかしそこに書き込まれたいくつかのコメントや、ツイッターでの僕宛のつぶやきをを読んでいて、学生の多くが「営業職」に対して誤解していることに気がつきました。

学生が就職活動でも、大学受験と同じように就職偏差値的なものを持ち出し、なるべく有名な人気企業から内定をもらうことを勝ち組、そうでない企業から内定をもらうことを負け組と考えていることは、すでに多くの識者に指摘されています。
(このことに関しては本エントリーの趣旨ではないので、ここでは議論しないことにします)

しかしいわゆる勝ち組企業から内定をもらう学生の中でも、営業職採用は学生の間で低く見られているということに、僕は気がつきました。

ソニーから内定もらったよヽ(・∀・)ノ」
「お前、しょせんソルジャー採用だろ?」
「Orz」

このような会話は至る所で聞かれます。
ちなみに「ソルジャー」というのは営業マンの隠語です。

おそらく学生の間では、会社の営業職というのは、チョコレートや缶ジュースをお客さんに頭を下げてひーこらひーこらお願いして買ってもらったり、英会話の教材を飛び込みで訪問販売したりというイメージなのでしょう。
いっさいの知的能力が必要とされず「いかに恥辱に耐えぬいてお客さんに自社の商品を買ってもらうか」というのが営業の仕事だと考えていれば、確かに学生の間で営業職に偏見があるのもうなずけます。
しかしそれは実際の企業の営業職と大きくちがいます。

僕は、さまざまな営業マンといっしょに仕事をしてきたし、また、さまざまなサービスを営業されている身でもあります。
しかし「お願いします。買ってくださいよ」などと情にうったえて営業している人など会社でひとりも見たことないし、逆にそうやって営業されて僕が何かを買ったことも一度もありません。

実は、営業には、単純な商品を売る営業と、複雑な商品を売る営業があって、両者は全く異なるものなのです。
単純な商品の営業というのは、コンビニでチョコレートを売ったり、缶ジュースを売ったりすることです。
しかし企業が正社員の営業マンを雇う場合、そういった商品を売ってもらいたいのではありません。
複雑な商品を売るために、高いコストを払って雇っているのです。
複雑な商品とは、ITシステムだったり、発電所の受注だったり、金融商品だったりします。
また、自動車や冷蔵庫などのできあがった商品を売るのだって、それはいかに取引先と長期的なWin-Winの関係を築いていくかということです。

単純な商品の営業というのは、すでに心理学やマーケティング理論にもとづくありとあらゆるテクニックが開発されていて、そういった理論に基づいたシステムを本部で作ってしまったら、その後は、末端で働く人々は極めて安い賃金で雇われます。
もちろん自動販売機で売ってもいいです。
また、こういった営業は、最近では次から次にに置き換わっています。
学生の多くがイメージしている営業マンというのは、この末端部分で働く人々のことで、それだったら低賃金のアルバイトを雇えばいい話なのです。
そんなことのためにコストの高い大学出の正社員を雇おうなんていう馬鹿な企業はありません。

最近では、メールやスケジュール管理のような単純なシステムは、Googleのロボットが無料で売っていたりするぐらいです。
単純な商品の営業は、今の社会では最低賃金のアルバイトや、機械が担っているのです。
そしてこれらは極めて利幅の薄い仕事です。

逆に複雑な商品の営業は、専門的でものすごくクリエイティブな仕事なのです。
それゆえ世界中の企業でセールス出身の経営者は非常に多いのです。

それでは複雑な商品をどうやって売るのか考えてみましょう。
それにはまず自分の会社がどういうことができるのかというのを正確に把握しておかなければいけません。
たとえば、何らかのITシステムを売る場合、自社の得意分野、過去の開発実績、現在の開発者の戦力等々を知り尽くしておかなければいけません。

一見、非常に難しいプロジェクトでも、過去に似たものを作ったことがあれば、多くのプログラムを流用できるので、開発者への負荷が少なくなるし、逆に、あまり過去にやったことがないものだったら、簡単なプロジェクトでも負荷が多くなるかもしれません。
今、どの開発者のスケジュールが空いていて、どの開発者がつまっているのか。
自社が購入しているソフトウェアのライセンスはどうなっているのか。
そういったことをひとつひとつ考えて、今、どういう規模、難度のプロジェクトなら受注できるのかを冷静に判断しないといけません。

一方で、クライアントの欲しいシステムはいろいろあって、無理難題的なものから現実的なものまであります。
その中で、営業マンはクライアントが必要としているシステムの中で、自社が提供できるものを探りだしていかなければいけません。
図で書くとこんな感じです。

複雑な商品の営業

もう、おわかりとは思いますが、営業マンというのは非常に頭がよくないとダメなのです。
クライアントのニーズを的確に把握し、かつ自社の能力も正確に知っておかないといけない。
そして、そのオーパーラップする部分を見つけ出し、クライアントに提案するのです。
そうすれば頭を下げて買ってくださいなんていわなくても、自然と売れるものなのです。

また、割りに合わないプロジェクトでも、自社に経験値を蓄積するため、クライアントと長期的な関係を築くために、ある程度の損を出しても受注しないといけない場面もあります。
営業マンには経営者の視点も必要なのです。
もちろん、顧客がどういうものを欲しがっているのかを把握して、将来のためにそれをうまく研究・開発の方にフィードバックするのも営業マンの仕事です。
ここで技術者のマインドも必要になります。

実際に成績優秀な営業マンを見ていると、意外と口べたのひとが多いです。
なぜならば本当にクライアントが必要としているもので、かつ自社が無理なく提供できるモノやサービスを見つけ出せば、わざわざつまらない接待をしたり、適当にべらべら喋る必要がないからです。

ソルジャー採用は決して負け組ではありません。

最近、また理系と文系でどっちが生涯賃金が高いのかということで話題になっていた。
どうも日本社会では理系と文系では、文系の方が生涯賃金が高いというのが常識だったらしくて、最近の新しい調査がそれをくつがえすものだったようで、いろいろと話題になったようだ。

そこで人事コンサルティング会社を経営する城繁幸氏は、さっそくこの結果、つまり理系の方が文系よりも実は賃金が高いということを支持している
また、僕の経験からいうと、少なくともここ10年とか15年ぐらいの状況から見ると、理系と文系だったら、圧倒的に理系の方が有利だと思う。

まず最初に就職の段階で非常に大きな差がある。
最近のきびしい就職環境だと、東大や早稲田や慶応のような日本の一流大学でも、文系学生は非常に苦労している。
まず文系学生の多くが営業担当として採用されるので、正直いって大学で何を勉強したかなんてほとんど誰も気にしていない。
なんとなく感じがよさそうで、人と話を合わせるのがうまいかどうかとかが、面接官のフィーリングで見られているだけである。
だから明治や立教のような偏差値の低い大学でも、好感度が高い学生は大企業から内定をゲットできる一方で、東大生でも文系学部は、初対面の人とくだらないことで適当に話を合わせるという軽薄な技術―これがコミュニケーション能力とよばれるものらしい―がない者は相当に就職活動で苦労している。

また、サラリーマンでも非常に高給な職業、たとえば外資系証券のトレーダーや戦略コンサルタントなどでは、新卒でオファーをもらえる学生の多くが理系院生である。
たとえば外資系証券会社のトレーディング職では9割以上が理系院生だし、戦略コンサルティング・ファームでも6、7割は理系院生だ。
しかしこれらの職種を受ける学生のうちで、理系院生はもともとかなりの少数派なので、いかに理系院生の方が確率が高いか、逆に一流大学の文系学部でもほぼ絶望的な確率なのかがわかろう。

そこそこの有名大学の理系学部で、商社などの営業職に応募しても、だいたいわりと歓迎してくれて、内定も取りやすい。
製薬会社の営業職なども理系の学生を優先してくれる。

もちろん理系学生はメーカーに就職するというのが主流で、大学の研究室と大手メーカーはつながっているので、それが本人にとっていいことか悪いことかは別にして、レールの上に乗って教授の勧めに従うだけで、少なくとも簡単にメーカーのエンジニア職からは内定がもらえる。
また、そういうことがなくても、SEのようなシステム屋という大きな受け皿があり、そこそこの大学の理系学部なら就職に苦労するということはまずない。

僕もたまに新卒の面接をするのだが、僕は一時、経済学部の学生をなんとか採用しようと思っていたことがあった。
というのも僕は経済を大学で勉強していないし、僕の周りにもなぜか経済学をしっかり勉強した人がいなかったからだ。
僕なんて仕事の合間とか、暇なときに経済学の教科書をひとりで読んでいただけだ。
ビジネスマンはなかなか勉強する時間なんて作れないので、すき間時間にいろいろ勉強しないといけないのだ。
だから脳みそが非常に柔らかい時の4年間を、経済学というひとつの学問の勉強にフルタイムで費やせるということは、どれほど深く研究することができるのかと思い、経済学部の学生との面接を大変楽しみにしていた。

しかし、いろいろ面接した結果、東大や慶応のような一流大学でも、経済学部の学生というのは、どういうわけか極めて高い確率で馬鹿だということがわかった。

「大学で経済勉強したんだ。とりあえずマネタリーベースとマネーストックの関係を説明して」
「たしかー、マネー・ストックって、貨幣供給量? あー、すいません。思い出せません」
「・・・」

「じゃ、ちょっとブラック・ショールズ・モデル説明してよ」
「あー、そういうのはうちの学部では勉強しないんですよ(だからわかりません)」

こういう学生ばっかりでした。
僕はぜんぜん金融とは関係ないことを大学でやっていたが、それでも金融機関の面接の前にブラック・ショールズ・モデルぐらいは勉強したものだ
週末にがんばって勉強すればいいだけの話なのだ。
なんていうか、みんな危機感がないというか、このままいくとあんたの未来暗いよと、一流大学の学生を面接していていつも思うのだが、確かに暗そうだと生まれてはじめて気がつくのが、大企業の面接に次から次に落とされた時なのだろう。

というわけで、理系と文系だったら、とりあえず就職する段階では、理系の方が圧倒的に有利なのは事実だ。
もちろん文系にも優秀なひとはたくさんいるだろうけど。

最近はマスコミの官僚叩きがすごい。
政治家も官僚を叩いて人気取りに余念がない。
新聞も雑誌も最後は官僚が悪いと言う風にまとめればなんとなく記事ができあがってしまう。

しかし、昔を思い出そう。
日本は経済は一流だけど、政治は三流だと言われ続けてきた。
そして1980年代の終わりにひとり当たりのGDPでアメリカを抜き世界一になり、"Japan as No.1"なんて本が発売されたりしところ、日本の官僚は世界一優秀だと言われていたのだ。

実際、東大の最優秀な若者がみんな官僚になりたがった。

ところが、最近は東大の優秀な学生は外資系の金融機関やコンサルティング会社に就職している。
給料も高いし(国家公務員の数倍から10倍以上)、グローバル経済で役立つさまざまなスキルも身につけられるからだ。
そして、何よりも官僚の仕事がやりがいのないものになってしまったからである。

経済的にも天下りして何千万円の退職金を公益法人を渡り歩きながら続けざまに受け取ると言う必殺技が世間の目に晒されなかなか厳しくなってしまった。

しかし、官僚の仕事がやりがいがなくなって、優秀な学生が外資系企業に就職していると言うことは、日本の将来にとってそんなに悪いことではないと思う。
先進国として成熟してしまえば国が中央集権的に経済を引っ張っていくと言うことなど出来ないし、またするべきでもないのだ。
だから官僚の仕事はせいぜい市場経済の交通整備ぐらいなものでよいのだ。

ところで、外資系の銀行やファンドには財務省や経済産業省から転職してくる若手官僚がけっこうたくさんいる。
給料は安い、残業は多い、アホな政治家に自分の上司が怒鳴られている、マスコミは毎日叩く・・・
そりゃー、転職したくもなるわと思う。

やはり彼らは試験秀才に脳味噌がチューンナップされているので、必ずしもビジネスの世界でも優秀であるとは限らないのだが、人並み以上の事務処理能力があることだけは確かだろう。

しかし、僕はなぜか日銀から外資系の金融業界に転職して来る人をぜんぜん見たことがないのだ。
日銀出身者なら様々な金融政策に関与しており、トレーディング等にはかなり役立つ知識を持っているはずである。

僕の身の回りの少ないサンプルからの推論で申し訳ないのだが、おそらく日銀は仕事としてはかなり恵まれているのだと思う。
たぶん日銀の仕事は楽で、専門性が結構高くて面白いのだろう。
だから離職率が非常に低いのである。

財務省や経済産業省がマスコミや政治家から散々叩かれるのに、なぜか日銀は全然叩かれない。
日銀の金融政策の失政はかなりひどいのだが、世間はなぜか叩かないのである。

しかし、これには理由がある。
マスコミも政治家も税金をどこの利権団体にばら撒くかと言う財政政策に関してはよく理解できるのだが、金融政策はちんぷんかんぷんでさっぱり理解できないからである。

財務省や経済産業省の財政政策は、江戸時代にお殿様が農民から米を年貢として徴収して、それで自分たちが贅沢三昧した後、悪い庄屋や悪代官に配ってせっせと権力を守っていたのと、構造的に何も変わらない。

だから頭の悪い政治家やマスコミでも簡単に理解できて、やれ天下りだのやれ既得権益だのと思う存分こころゆくまで叩くことができる。

ところが変動相場制と言う開かれた国際経済の中での金融政策がマクロ経済的にどのような影響があるのかと言うのが、政治家やマスコミにはチンプンカンプンでさっぱり分からない。
だから、日銀がどれだけアホなことをやっていてもぜんぜん叩けないのである。

こうやって考えると日銀はかなりおいしい就職先と言うことが言えるのではないか?

専門性が高い。楽。世間からは叩かれない。給料かなり高め。終身雇用。

官僚になるなら財務省より日銀である。



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