- 1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0
- うにゅほと過ごす毎日を日記形式で綴っていきます
- ヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫
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- 781 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2026/03/01(日) 23:37:52 ID:3OPCFrrw0
- 2026年2月16日(月)
- インターホンの音で目を覚ました。
- 午前中の来客は基本的に無視することにしているのだが、寝起きだと反射的に出てしまうことがある。
- 慌ててインターホンを取ると、見知らぬ女性がふたりいた。
- 「あのー、すみません」
- 「はい」
- 「私たち、このあたりの方々に、水晶の言葉を届けているのですが……」
- 「はい?」
- 間違いない、宗教の勧誘だ。
- 「すみません、興味ないので……」
- とだけ断り、通話を終了する。
- 隣で様子を見ていたうにゅほが、小声で尋ねた。
- 「すいしょうのことばって、なに?」
- 「知らん」
- 「しらんかー……」
- 「なんか宗教なことだけはわかる」
- 「やだね」
- ふと、とある話を思い出した。
- 「宗教勧誘って、信者を増やすためだけにしてるわけじゃないんだって」
- 「そなの?」
- 「そうなの」
- 「なら、なんで?」
- 「手痛く断られるためだよ」
- 「……??」
- うにゅほの頭上にハテナが浮かぶ。
- 「断られると、どうなる?」
- 「かなしい」
- 「そう、悲しい」
- 「かなしくなるためなの?」
- 「より正確に言えば、悲しみを共有するためなんだ」
- 「きょうゆう……」
- 「冷たくあしらわれた人たちが、みんな集まって互いを慰め合う。そうすると、自分たちには仲間しかいないんだ、となる」
- 「あ」
- 「そう、結束力が上がるんだ」
- 「ほー……」
- 「結束力が上がると信仰心も上がる。だから、宗教にとっては、信者が増えても断られても、どっちでもいいんだ」
- 「あたまいい」
- 「頭はいいけど、最悪だよ」
- 「そだね……」
- 以前、宗教勧誘を華麗に退けた、みたいな武勇伝を見掛けたことがあった。
- だが、手ひどく断れば断るほど、その宗教は結束を強めるのだ。
- 「と言うわけで、無視がいちばんだ」
- 「うん」
- とにかく、深く関わらないこと。
- これが大切なのだと思う。
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