大分市の大分マリーンパレス水族館「うみたまご」で、性別間違いで話題になっていたフタユビナマケモノの「さんた」(雌、推定4歳)がプールでおぼれて死んだ。 「隠れた人気者としてさらなる活躍を期待していただけに残念」と同水族館。「自然環境に近づけようと川に見立ててプールを設置していたが、今後は事故防止策を講じたい」としている。
さんたは南米のガイアナ産で2009年4月、雌のゆめ子(推定8歳)の繁殖相手として購入。フタユビナマケモノは外見では性別が分かりにくく、繁殖行動が見られないことや体つきから「雌ではないか」との疑問が湧き、DNA鑑定を実施。今年2月に雌だったことが分かり、名前表記も「さん太」から改めた。
同水族館によると、12月12日午前10時ごろ、田中平館長が、室内のプールに浮いているのに気付いた。飼育員らが1時間前に確認した際は元気で、餌の準備で離れていた間に、プールの縁から誤って落下したとみられるという。
解剖の結果は水死。アマゾン川流域など中南米の熱帯雨林に生息する動物で、さんたも泳ぐことができたため、水があることは心配しておらず、“想定外”の事故だったという。
フタユビナマケモノは夜行性で一日の大半を寝て過ごすが、さんたは餌の時間などは活発に動き回り、好奇心旺盛。興味深そうに人に近寄ることも多かった。性別間違いが報道などで注目され、“動くナマケモノ”として、じわじわと人気が高まっていた。
2年半にわたり、さんたを世話してきた飼育員田中理子さん(33)は「突然のことでショックだった。単独行動する動物とはいえ、ゆめ子もしばらく寂しそうに見えた」と話す。
同館は今後、プールの周囲を滑りにくくしたり、プールから上がりやすくするなど、行動を制限しない範囲で事故防止策を講じるとともに、引き続き花婿候補を探すという。 ⇒Rank
ソース 大分合同新聞 http://www.oita-press.co.jp/localNews/2011_132504969037.html
【画像】さんた
http://www.oita-press.co.jp/mobile/data/local_news/2011/12/2011_132505031163.jpg
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