鵜飼です。

日本に帰国して早4年経ちました。
長かったのか短かったのかよく分かりませんが、やはり今となってはアメリカに住んでいた頃が遠い昔のようです。

アメリカではeEye Digital Securityに4年ほど勤め、脆弱性スキャナRetinaの開発やセキュリティ脆弱性関連の研究に従事していました。当時の仲間とは今でも時々連絡を取り合っていたのですが、このたび、eEye Digital Securityと、Retinaの国内展開でご一緒させて頂いていた住商情報システム様と共同で、セミナーを開催する事になりました。私としてはとても懐かしく思うと同時に、この4年間でそれぞれ色々な新しい動きがある中での共同企画は、とても新鮮な気がしています。

本セミナーでは、eEye RetinaとFFR yaraiの連携ソリューションを発表予定です。脆弱性マネージメントにかかるコストを削減しつつ、安全な環境を作るための仕組みを実現するためのものなのですが、今回、本ソリューション発表に加えて、eEye Digital SecurityのCTO、Marc Maiffretから「ワールドワイドでのハッキングトレンド最前線」と題して講演が行われます。また、弊社からは私と村上による「Inside Android Security 〜 内部構造から探るAndroidの脆弱性攻撃とマルウエア脅威」と題してAndroidセキュリティに関する研究成果を発表します。今回発表させて頂く研究成果は脆弱性マネージメントに直接関係する話題ではありませんが、Android端末を解析して分かったセキュリティに関する状況や対策等についてお話する予定であり、Android端末の利用において知っておくべき事実やポイントをいくつかご説明致します。

もしご興味ございましたら、是非、以下よりお申込み頂ければと思います。

http://www.scs.co.jp/event/2011/0726_648_hacking_measures/

※当該記事執筆は「株式会社フォティーンフォティ技術研究所」名義でなされました※